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Sonny Rollins Live In Montreal 1982 [DVD]


モントリオール1982 [DVD]

モントリオール1982 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビデオアーツミュージック
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: DVD


ソニー・ロリンズは豪快で艶のある音色はテナーサックスの特徴を究極まで引き出し,独特の大らかなフレーズやメロディアスなアドリブを繰り出す音楽センスを持ち合わせ、若くして多くのジャズミュージシャンに神格化されてきました。豪快な見た目と演奏とは裏腹にとても繊細な方だったようですが。彼はそれこそ1950年代から2010年代まで長く現役で活躍されているのですが、その間、3度引退してます。1度目の引退はどうもドラッグ絡みのようです、2度目と3度目は音楽性にいきづまってのこと。特に2度目はオーネット・コールマンのフリージャズに衝撃を受けたことが大きいみたいですね。晩年の演奏も素晴らしいですし、長年、第一線で活躍されているのは3度も引退しながらも自身の音楽を追求し努力した結果だと思います。
このDVDは82年のモントリオール・ジャズフェスティバル物なのですが、好きなギタリストの増尾好秋が共演しているので購入、彼は73年から76年にかけてソニー・ロリンズのバンドに参加していたので驚く事はなかったのですが、もう少し増尾さんをフューチャーしてくれると嬉しかったです、もう一人のギタリストのボビー・ブルームをフューチャーしていて、彼は当時若手のギタリストで注目されていて80年のGRPオールスターズのメンバーとして来日した時に生で見たギタリストでした、80年代にロリンズのバンドに長期に在籍し、87年頃にはマイルスのバンドに参加していたという輝かしい実績があるのにその後はほとんど話題にのぼることはありませんでした。話がそれましたが80年代に入ってもソニー・ロリンズが健在であることを感じられる映像でした。


「Don't Stop the Carnival」ロリンズのカリプソ趣味と、以前南米で仕事をした時にボサノヴァを吸収したジム・ホールの素養により、ラテン音楽からの影響が強い作品。スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトの大ヒット作『ゲッツ/ジルベルト』よりも早い時期に、ブラジリアン・ジャズ的な音楽を披露していた。

おまけで「Jack In The Box」LIVE UNDER THE SKY '83のソニー・ロリンズのライブからメンバーはパット・メセニー(g)ジャック・ディジョネット(dr)アルフォンス・ジョンソン(b)のスーパー・セッション。

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