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Herbie Hancock Future Shock [CD]


フューチャー・ショック(期間生産限定盤)

フューチャー・ショック(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ハービー・ハンコック
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: CD


83年に当時最先端であったヒップ・ホップを大胆に導入して作りあげたハービー・ハンコックの傑作アルバム「Future Shock」、ヒップ・ホップとは、グラフィティ(落書き)アートとブレイク・ダンス、ラップとスクラッチをメインとする音楽に集約されるもので、まだまだ一般的に知られていなかったが、このアルバムのヒットにより爆発的にヒップ・ホップ・ムーブメントが注目される、ヒップ・ホップの要素を用いての初めてのビック・ヒットがハービー・ハンコックなので彼がパイオニアと誤解されているが、マルコム・マクラレンが最初で、ハービー・ハンコックがマルコム・マクラレンをラジオで聴きこれだと直感し、当時ニュー・ヨークでヒップ・ホップの創始者ひとりだったビル・ラズウェル率いるマテリアルがプロデューサーとして参加、彼らの実験的な音楽アイデアを元に製作され、ビル・ラズウェルらが作りあげたサウンドを聴いたハービー・ハンコックはその新鮮さにショックを受け、まさしくフューチャー・ショックだったと語っている。ハービー・ハンコックはヒップ・ホップのエッセンスを見事に切り出し、取り入れた彼のセンスの良さは流石と言うしかない。


「Rockit」MTV時代とも重なりビデオ・クリップも大きな話題になる。ターン・テーブルを担当した D.STのスクラッチもヒップ・ホップ・ムーブメントの創始者のひとりだ。

「T.F.S.」ハービー・ハンコックとマテリアルの2人のビル・ラズウェルとマイケル・バインホーンの演奏。

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kame

アフリカバンバータやシュガーヒルギャングとかを早くから聴いていた自分は、これを聴いた時に既に遅くないか?とは思ったけど、一般的には広がっていなかったHIP・HOP文化だったので、新鮮だったのでしょうね。
普段のピアノに向かっているハービーの方が格好良いと思います。

by kame (2021-10-19 22:23) 

ameneko

kameさん
80年頃に初めてニュー・ヨークのブロンクスから流行っていったヒップ・ホップを聴いた時はあまりに斬新で衝撃でした。
アフリカバンバータ懐かしいです、アフリカバンバータによると、ブロンクスのヒップホップは、ラジオ局でプレイされるディスコに反対する運動としての側面があったと言っていたのを思い出しました。
確かにピアノに向かっているハービーの方が格好良いですよね、でもブラック・ミュージックに対する血が騒ぐんでしょうね、ファンク・ミュージックのアルバムも出しているし、この後も同じ作風の作品を発表しているし。

by ameneko (2021-10-20 00:04) 

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