James Taylor In the Pocket [CD]
前作の名作「Gorilla」からの流れで作られたウエスト・コーストらしい明るさに満ち溢れたジェームス・テイラーの7枚目のスタジオ・アルバム「In the Pocket」。シングルカットされた「Shower the People」でもわかるように非常にメロディアスなアルバムであり、ジェームス・テイラーの最も多様で洗練されたアルバムとなった。 またジェームス・テイラーがアート・ガーファンクルと「A Junkie's Lament」とデュエットし、「Shower the People」ではカーリー・サイモンがバッキング・ボーカルを務め、「Don't Be Sad 'Cause Your Sun Is Down」ではスティーヴィー・ワンダーと共作し、ジェームス・テイラーとのハーモニーを歌い、ハーモニカを演奏した、デヴィッド・クロスビー、リンダ・ロンシュタット、ボニー・レイットなどの豪華メンバーも参加し、ジェームス・テイラーの人望の良さを感じてしまう。前作の「Gorilla」から続くニック・デカロの優しく包み込むようなストリングス・アレンジもあり、70年代中盤の頃はジェームス・テイラーの優しさがしみだすアルバムが多く、本当に心から癒されてしまう。
「Shower the People」カーリー・サイモン(当時のジェームス・テイラー夫人)のコーラスもいいです。
「Woman's Got To Have It」ボビー・ウーマックのカバー。
「Don't Be Sad 'Cause Your Sun Is Down」スティービー・ワンダーとの共作、スティービーがヴォーカルとハーモニカで参加。
「A Junkie's Lament」アート・ガーファンクルとのデュエット。
この中では「A Junkie's Lament」が好きです。
ジャケット写真のズボンのすそが広がっている所に
おおお!と思ってしまいました。
by marimo (2021-07-31 11:25)
marimoさん
当時はオシャレなジャケット写真だと思ったですけど
時代を感じますね。
by ameneko (2021-07-31 13:01)
ジェームス・テイラーと聞くと優等生のイメージがあります。
by ハマコウ (2021-07-31 16:45)
ハマコウさん
音楽的にずっと変わらないスタンスで活動してますね、ある意味優等生かも。2000年代に入ってもジェームス・テイラーらしさは何も変わらない、時代に流されなく、決して時代遅れにならない音つくりをしています。
by ameneko (2021-07-31 20:33)