Spyro Gyra Morning Dance [CD]
スパイロ・ジャイラが結成されて4年目にファースト・アルバムを発表「シェイカー・ソング」がマンハッタン・トランスファーのアルバムに取り上げられ、ほぼ自主制作に等しいにマイナー・レーベルにもかかわらず20万枚のヒット、このセカンド・アルバムは豪華なメンバーをゲストに向かい入れ大ヒットとなったアルバム。ファースト・アルバムからゲストを入れてサウンドをまとめて磨き上げていく手法を取っているチョット珍しいバンドなのだが、ジェイ・ベッケンスタイン(Sax)とミュージカル・ディレクターとキーボードを兼任しているジェレミー・ウォールを中心にこの手法は80年代の中盤まで続いてこの美しいサウンドを創り出す、二人の才能を感じてしまう。サックスのジェイ・ベッケンスタインはこのアルバムで人気を決定することなる、18歳までドイツで暮らしていた為か、個人的にヨーロッパ、特に北欧の叙情的なヨーロピアンのジャズのエッセンスを感じる。
「Morning Dance」ジェイ・ベッケンスタイン作曲のスパイロ・ジャイラの代表曲。デイブ・サミュエルズのスティール・ドラムから始まるイントロ、ジェイ・ベッケンスタインの奏でる美しいサックス、デイブ・サミュエルズのマリンバのソロ、ジェレミー・ウォールのブリッジ的な短いソロ、ジェイ・ベッケンスタインのソロは途中の転調からの美しい構成。
「Starburst」ジェレミー・ウォール作曲。テーマはジェイ・ベッケンスタインの美しいサックス、ジェレミー・ウォールのセンスあふれるキーボード・ソロ、ゲスト・ミュージシャンはドラムのスティーブ・ジョーダン、ベースのウィル・リー、ギター・ソロはジョン・トロペイ、サックス・ソロはマイケル・ブレッカー、演奏力のみがきあげられたクオリティの高い曲。
大好きな名盤です。
最初は「STAR BURST」のタイトルが判らなくて
80年代初め頃かな?土曜の午後に放送していたラジオ番組
(4時間くらいかけて オリコンのシングルチャートを発表する番組)のカウントダウンのBGMで流れていて すごく心地よくて頭から離れなかったんですよね。らちが明かないかないからその曲をテープに録って行きつけのレコード屋さんで教えてもらったのでした。アルバムを即買いでヘビロテしました。(LPのあとCDも買いました。^^♪)
by ゆうのすけ (2020-09-13 17:29)
ゆうのすけさん
そうでしたか、探すのは当時大変でしたからね、このアルバムの「It Dosen't Matter」も当時のプロ野球ニュースに使われたり、スパイロジャイラは、色々な所でBGMとして使われていた記憶があります。
by ameneko (2020-09-13 20:17)