Lee Ritenour Captain Fingers [CD]
リー・リトナーのセカンド・アルバム、初期の頃の代表作で、ファースト・アルバムから比べると驚異的な速さで彼のならではの音楽性が明確化されたアルバム。ユニークなリズム・アンサンブルに彩られジャズとロックが混ざり合ったソロなど、かれの個性が全開に表現できるようになった、複雑でテクニカルな曲をポップな曲にしてしまうセンス、またデイブ・グルージンの存在も重要で、前作までは、クインシー・ジョーンズの影響を受けた曲と演奏をしていたのが、このアルバムから、とても彼らしい曲と演奏をしている、さらにスティービー・ワンダーの「Isn't She Lovely」をカヴァーしたりバラエティー豊かなアルバムになっている、またジェイ・グレイドンやレイ・パカーJrをリズム・ギターだけで参加していたりする意外な面白さもある。
「Captain Fingers」映像は2004年の物で、当時と同じメンバーで当時の音を再現している。
「Fly By Night」デイブ・グルージンの曲で、名曲の「Cptain Caribe」と同じ位彼らしい曲。
「Isn't She Lovely」ずいぶん前に紹介したアルバム「Single(邦題:独身貴族)」のビル・チャンプリンが歌っています、まだ無名で、誰だろういい声だなあと思ったのを思い出す。
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