Monty Alexander Trio The Paris Concert 2001 [DVD]
モンティ・アレキサンダーは、ジャマイカ出身のジャズ・ピアニスト、10代にしてオスカー・ピーターソンに後継者と 言われ、元オスカー・ピーターソン・トリオのハーブ・エリス+レイ・ブラウンとの 「トリプル・トリート」ではスタンダード・ナンバーを中心にスウィングにつぐスウィングで魅了し、いっぽうオセロ・モリノーのスティール・パンを加えた 「アイヴォリー&スティール」ではポップでファンキーなカリブ風味のジャズを存分に展開。今回は2001年のパリでのコンサートで、サイドメンにBobby Thomas, Jr. とHassan W. Shakourを迎えた、モンティ・アレキサンダーの実力が存分に発揮できるトリオ形式でのライブパフォーマンス、スタンダードやオリジナルのカリプソ感を取り混ぜた曲などの構成でリラックスした雰囲気が最高です。ボーカルも凄い上手く、一曲軽く歌っているのもいい感じでした。
「Runninig Away」ハンド・ドラムスと言われたボビー・トーマスJr.は、ジャコ・パストリアスやピーター・アースキンと共に最盛期のウェザー・リポートのリズム・セクションを担った名手、本来はパーカッションなのだが、今回はドラム、だが途中のパーカッション・ソロは流石と思わせるものである。
「Battle Hymn」今回のパリ・コンサートのラストの曲。
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