Michael Franks Burchfield Nines [CD]
ファースト・アルバムは「アート・オブ・ティー」(岡倉天心の「茶の本」からインスパイアされてタイトルをつけたほど親日家)はジャージーなエッセンスが満ち溢れたアルバム、セカンド・アルバム「スリーピング・ジプシー」ではブラジリアン・エッセンス取り入れ、2作共に音楽を越えて芸術の域まで達したと言われるほどの名作で、独自の音楽性を確立したマイケル・フランクス。78年にリリースされたサード・アルバム「Burchfield Nines」プロデューサーのトミー・リピューマは変わらないが、アレンジャーはニック・デカロやクラウス・・オガーマンに変わって、ブラジル出身のピアニストのエウミール・デオダードを起用、代表作「ツァラトゥストラはかく語りき」などがあり、アレンジャーとしてもミルトン・ナシメントからアース・ウィンド&ファイアーまで手掛けている。バックのミュージシャンもクルセーダースを中心としたミュージシャンからニューヨクークの凄腕ミュージシャン達に変わり、そのいぶし銀のプレイでマイケル・フランクスのヴォーカルをサポートしたサウンドは、何年たっても飽きる事もなく古さも感じさせない。
「When the Cookie Jar Is Empty」アルバムの一曲目、マイケル・フランクスのメロウなヴォーカルに癒されてしまう。
「A Robinsong」ファースト・アルバムの名曲「エッグプラント」を連想する事が出来る。とってもマイケル・フランクスらしい曲。
「Meet Me in the Deerpark」マイケル・フランクスが東京の日枝神社で結婚式を挙げ、新婚旅行で訪れた奈良公園からヒントを得て作られた曲。
このAlbumではございませんが代表的な彼のアルバムも
輸入盤屋で探し当てその日から毎晩の様に
大人になった気分で聞いていたのを思い返します。
次これ買おうかな。
by PopLife (2021-08-03 13:35)
PopLifeさん
前の2作が良すぎるので比べると見劣りしちゃうけど、
良いアルバムです。
by ameneko (2021-08-04 01:11)