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Donny Hathaway Extension Of A Man [CD]


愛と自由を求めて +1

愛と自由を求めて +1

  • アーティスト: ダニー・ハサウェイ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: CD


「Extension of a Man(愛と自由を求めて)」はダニー・ハサウェイが73年にリリースしたスタジオ・アルバム、ハサウェイの生前にリリースされた最後のソロとしてのスタジオ・アルバムである。
ダニー・ハサウェイは幼い頃から聖歌隊でゴスペルを歌い、ピアノを学ぶ。後にハワード大学に進学しクラシックを学んだ。大学卒業後は作曲家、ミュージシャンとしてカーティス・メイフィールドらの下でキャリアを積み、1969年にソロ・デビューを果たした。「Extension of a Man(愛と自由を求めて)」はゴスペルやクラシックをはじめとするさまざまな音楽の要素を独自のセンスで取り入れ他には類を見ない洗練されたアルバムとなっている。特にこのアルバムの前年にクインシー・ジョーンズのアルバム「Come Back Charleston」でラヴェルやストラヴィンスキーなどの作品を題材にオーケストレーションなどの手ほどき受けていて、このアルバムに大きな影響を及ぼしている、良きシンガー、良きピアニストであるのと同時に素晴らしいアレンジャーでもあり、このアルバムの様々な曲の全てが高い完成度を誇っている。この後ダニー・ハサウェイは精神的なバランスを崩していき表舞台からフェイド・アウトしていき、79年の「RobertaFlack&DonnyHathaway」のアルバムに復活をかけていたが、制作の途中に謎の飛び降り自殺をしてしまう、デビューからわずか9年でこの世を去った、享年33歳あまりに早すぎる死であった。
生前、ダニー・ハサウェイはスティーヴィー・ワンダーが自分より人気を得ていることにを理解ができなかった、感動させる曲は分かっていたが、大衆が求めている売れる曲は分かっていなかった、しかし半永久的に生き長らえる名曲「Someday We'll All Be Free」を作りあげている。

「Someday We'll All Be Free」ダニー・ハサウェイの代表曲の一つ。

「Flying Easy」ジャズ・クラリネット奏者のウディ・ハーマンのカヴァー。

「Valdez In The Country」ピアニストとしても才能を感じるインストのナンバー、ダニー・ハサウェイのオリジナル。

「I Know It's You」モータウンのスタッフ・ライターで72年にソロ・としてデビューするリオン・ウェアの曲。マーヴィン・ゲイの薦めでこの曲を録音する。

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