泉谷しげる 吠えるバラッド [CD]
泉谷しげるの12枚目のオリジナル・アルバム「吠えるバラッド」は88年にリリースされた。前作「ELEVATOR」から4年ぶりとなるアルバムで、全作詞・作曲・編曲:泉谷しげるとなっている。レコーディングでは吉田建、村上ポンタ秀一、RCサクセションの仲井戸麗市、ルースターズの下山淳らが参加し、後にLOSERというバンド名が付けられた。また、忌野清志郎や桑田佳祐(本作には「JOHN PAUL MacLENNON」という名義でクレジットされている)らがゲストとして参加。78年にリリースした加藤和彦プロデュースの名作アルバム「'80のバラッド」以降フォーライフ・レコードでの吉田拓郎と見解の相違が生まれこれがきっかけで「フォークの裏切り者」のレッテルを貼られ、客足が遠のく事となる、同時期に向田邦子からオファーがあった事をきっかけに俳優業を初め、役者としては成功し俳優業が忙しくなり音楽に集中できずに本業のミュージシャンとしては迷走していた泉谷しげる、一念発起をし本腰を入れて音楽を作るために、泉谷は自らライヴ会場に出向いて様々なバンドのライブを物色しメンバーを集め、クセの強いメンバーによる最強のバンドLOSERを結成し、LOSERとして3枚のオリジナル・アルバムを製作し、70年代の泉谷の名作を超えるような成功と評価を得ることになります。その最初の作品が「吠えるバラッド」です。
「長い友との始まりに」
「野性のバラッド」
「果てしなき欲望」
おまけで泉谷しげる with LOSERのライブから「国旗はためく下に」。
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