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小原礼 PICARESQUE [CD]


PICARESQUE(紙ジャケット仕様)

PICARESQUE(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: 小原礼
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2011/10/26
  • メディア: CD


元サディスティックス・ミカ・バンドのベーシスト小原礼のファースト・ソロ・アルバム「PICARESQUE(ピカレスク)」は88年にリリースされた。ミカ・バンド脱退後の彼が10年間L.A.で暮らし、元フェイセズのイアン・マクレガン率いるバンプ・バンド、ボニー・レイットのレコーディングやツアーをなどを経験し86年に帰国、その経験を活かし作られソロ作というよりは、バンド感覚を重視し、自らがプロデュースをしたアルバムでした。作詞・作曲、ヴォーカルと、全面的に小原のパートナーとなったのは、ビーチ・ボーイズやローリング・ストーンズのサポートで活躍したブロンディ・チャップリン、もちろん小原のヴォーカルもいい味を出している。ドラムも高橋幸宏が2曲叩いた以外は、セッションマンのバーナード・デイヴィスを起用。当時は気鋭の若手だった小林武史がほとんどの曲に参加、また帰国を祝うように集まった昔からの仲間の大村憲司、加藤和彦、坂本龍一、矢野顕子、高中正義、鈴木茂、佐藤博などの豪華ゲスト陣が参加、あまり話題にはならなかったが、小原らしいしっかりとしたアルバムで、彼のスピリットが感じられる作品。全曲英語の歌詞で歌っているのと、長年の海外での音楽生活により日本人離れした内容の作品となっている、この時は長年日本を離れていたために日本の音楽事情がどうなっているのか解からなくて浦島太郎のような感じだったとも語っている。最初のサディスティックス・ミカ・バンド再結成(89年)のきっかけとなった作品でもある。
97年に尾崎亜美と結婚、高橋幸宏は尾崎亜美に物凄く感謝した逸話がある。


「Still Running」

「Worrying Kind」

「Hungryman」

「Everything I Ever Had」

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