山下達郎 IT'S A POPPIN' TIME [CD]
IT'S A POPPIN' TIME (イッツ・ア・ポッピン・タイム)
- アーティスト: 山下達郎
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2002/02/14
- メディア: CD
78年3月、東京は六本木Pit Inにて収録されたライブ・アルバム「IT'S A POPPIN' TIME」。山下達郎のようなポップスのシンガーがこの場所で録音するのは初めてで珍しいと事でした、六本木Pit Inはジャズ・フュージョンのライブが中心の場所でしたが、山下はジャズ・フュージョン畑に多くの知り合いがいて、よくセッションなどで出入りしていていました、そして何よりも同じビルの上にあったCBSソニー・スタジオと回線がつながっていて、いつでもライブ・レコーディングが可能など色々なメリットからライブをここでおこなわれました。77年にはドラム:村上秀一、ベース:岡沢章、ギター:松木恒秀、キーボード:坂本龍一に山下自身のギターと歌のライン・アップで固定し、ライブを行い続けているうちにライブ・レコーディングをしてアルバムを作る話が出たそうです、こんな凄いメンバーなら当然の事です。このリズム・セクションに加えて、サックス:土岐英史、コーラス:吉田美奈子、伊集加代子、尾形道子が加わり最強のメンバーとなり、山下のイメージとしてはダニー・ハサウェイの名作「ライブ」のような歌物だけではなくインプロビゼーションをメインに据えたものに考え、また未発表曲や新曲、ブレッド&バターや洋楽のカヴァーまで加え、単なるライブ・アルバムにはしたくないという意図がはたらいている、濃密な空気が充満しているライブ・アルバムです。
「Rain Queen」このアルバムのために書き下ろした新曲。
「Solid Slider」アルバム「スペイシー」からの曲、もとからライブでの効果やインプロビゼーションを考慮した曲。
「Hey There Lonely Girl」ルビー&ザ・ロマンティックスの63年のヒット曲、こういうタイプのカヴァーを歌い始めた最初の作品。
「LOVE SPACE ~ WINDY LADY」このライブの出だしの曲だった「LOVE SPACE」、アルバム「サーカス・タウン」からの「WINDY LADY」はジャジーなアレンジで。
僕の中での山下達郎はこの時期に始まり
98-99ツアーで終わったような気がします。
では。
by PopLife (2021-11-28 14:49)
なつかしいですね。この頃はまだ無名で、クラスでも私を含めた熱狂的ななファンは二名ほどでした。たまたまこの友人が家に遊びに来た時に「おまえ、達郎聴いてるの(@_@)」と驚かれたのを鮮明に覚えてます。
by kou (2021-11-28 16:03)
PopLifeさん
すべてを一人で作る様になってからは前ほど夢中になっては
聴かなくなりましたね。
by ameneko (2021-11-28 17:33)
kouさん
この頃には六本木Pit Inに出入りしていたので、このライブの事も
知っていたのですが何故か見に行かなかったんですよね。
この後、ほぼこのメンバーの渋谷公会堂のコンサートは見に行ったんですけどね。
六本木Pit Inは個人的に特別な思いがあります。経営的にも大変だったみたいで、お昼にランチを初めてたので良かったら食べに来てねと言われ、何回か食べに行ったのを思い出しました。
by ameneko (2021-11-28 17:59)