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Spick & Span Salvador [CD]


サルヴァドール[初回生産限定]

サルヴァドール[初回生産限定]

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: CD


実力派ドラマーであり、日本とブラジルを結ぶ敏腕プロデューサーとしても知られる吉田和雄率いるスピック&スパンのセカンド・アルバム「Salvador」は80年にリリースされた、当時では唯一といっていいほど、本格的なブラジリアングルーヴをたたき出していたスピック&スパン。ファースト・アルバムから大幅なメンバー・チェンジを行い、1枚目と同じメンバーはリーダーの吉田和雄率とキーボードの大徳俊幸だけである、新加入したメンンバーは高橋信博 (guitars)坂井紅介 (bass)三島一洋 (percussion)で、ホーン奏者がいなくなり、ホーンがなくなったが、その方がよりブラジリアン・サンバ色が強く出て、バンドの音も明確になり、サンバのサダージ感も良く出ている。
ゲストとしてエグベルト・ジスモンチ(10strings guitar, acoustic piano, vocal)とマリア・ヴァンデルレイ (vocal)を迎えてレコーディングされた意欲作で、「Samba em Branco e Preto」でマリア・ヴァンデルレイの歌声が聴ける。やはりこのアルバムのハイライトはエグベルト・ジスモンチ作曲の「Salvador」のカヴァー曲で、作曲家、ピアニスト、ギタリストとして、ブラジル音楽からジャズ、クラシックまで飲みこんだ壮大な音楽の宇宙を創造するワン・アンド・オンリーのマエストロ、エグベルト・ジスモンチが10弦ギターを弾き、スピック&スパンとの日本での歴史的セッションとなり、そして熱演となり、スピック&スパンの代表作となった。

「Serrado」

「Samba em Branco e Preto」

「A Little Bit of The Sun」

「Salvador」

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