Paul McCartney Flowers In The Dirt [CD]
「フラワーズ・イン・ザ・ダート」は、89年にリリースされたポール・マッカートニーのアルバムで、エルヴィス・コステロとの出会いが大きな意味を持った作品、80年代のポール・マッカートニーのベスト・アルバムのひとつとなった。トレヴァー・ホーン、エルヴィス・コステロ、デイヴィッド・フォスター、クリス・ヒューズ、ロス・カラムなど曲ごとに様々なプロデューサーを起用し、勿論ポール本来のメロディアスで親しみやすい作風を貫いている。
本作発表後、ヘーシュミット・スチュアート、リンダ・マッカートニー、ウィックス、クリス・ウィッテン、ロビーマッキントッシュ、そしてポール・マッカートニーをメンバーとする新バンドを結成、(ヘーシュミット・スチュアート、リンダ・マッカートニー、クリス・ウィッテンは「フラワーズ・イン・ザ・ダート」の核となったミュージシャンである。)実にウイングス以来13年ぶりとなるワールド・ツアーを行う。89年9月から90年7月に及ぶ大規模なもので、ポール・マッカートニーのソロ初、ビートルズ以来24年振りの日本公演も含まれていた。ウイングスでの日本公演が75年に麻薬の前科で、そして80年には日本入国時の大麻所持で逮捕されいずれも中止になり、もう二度と日本ではポール・マッカートニーが観られないかと思われていたが、ほぼ10年を経て、遂に実現した日本公演だった。もちろん東京ドームでのコンサートを見に行きました、ライブの1曲めは「フラワーズ・イン・ザ・ダート」から「Figure of Eight」で始まり、そして全27曲中、半分以上の15曲がビートルズナンバーでした。
ちょっと日本公演の話でアルバムの話から離れてしまいましたが、ポール・マッカートニーとエルヴィス・コステロが共作した4曲と日本公演の一曲目の「Figure of Eight」です。「My Brave Face」の日本人が面白いのです。
「My Brave Face」
「You Want Her Too」
「Don't Be Careless Love」
「That Day Is Done」
「Figure of Eight」
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