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Elton John  Madman Across the Water [CD]


マッドマン(紙ジャケット仕様)

マッドマン(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/08/07
  • メディア: CD


「マッドマン・アクロス・ザ・ウォーター」は、71年に発表されたエルトン・ジョンの4枚目のスタジオ・アルバム。アルバムの全ての作詞はエルトン・ジョンが1968年のデビュー以降その多くの曲を手掛けている盟友バーニー・トーピンが作詞をし、その歌詞に載せてエルトン・ジョンが作曲をする形を取っているアルバムで、そのバーニー・トーピンの文学青年的な世界感をエルトン・ジョンが彼のリリックを歌うことで、まるでエルトン自身の世界を描いているように聴こえてしまうほど、素晴らしい内容で、さらにポール・バックマスターによるオーケストレーションを大胆に取り入れたメロディアスなバラード・アルバムだった。名曲の「タイニーダンサー」と「レヴォン」はヒットし評価されたが、当時特にイギリスでは過小評価されたアルバムだった。70年代初頭のシンガーソング・ライター・ブームに影響された生真面目で内省的なナンバーによる、エルトン・ジョンの初期の頃の可能性と才能が詰まっていた作品だった。その後は見切りをつけたようなポップ・アルバムを作り「Rocket Man」で人気を集め、現在のポップ・スター的な側面を強めその方向性で大成功を収めるエルトン・ジョンだが、「Madman Across the Water」は彼の歴史の中でいつのまにか隠れてしまった名作だ。キャメロン・クロウ監督による2000年の映画「あの頃ペニー・レインと」のサウンドトラックに収録されたことが手助けとなり、その評価は高まっている。

「Tiny Dancer」

「Levon」

「Madman Across The Water」

「Indian Sunset」

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