Steve Eaton [CD]
スティーヴ・イートンは、70年代初頭のファッ・チャンスというグループにビル・ラバウンティと共に在籍したシンガー・ソングライター。70年代アメリカン・シンガー・ソングライターの中でも特にマニアに評価の高く、甘口ポップ/ロック的サウンドで、シンガー・ソングライター系ソフト・ロックの元祖と言われていた。ファースト・アルバム「ヘイ・ミスター・ドリーマー」から5年を経て発表されたこのセカンド・アルバム「Steve Eaton」は79年にリリースされた。グルーヴのスパイスが効いている都会的なメロウ・サウンドに進化した作品となっていて、フリーソウル・ファンにはたまらない作品となっています。リーランド・スクラー、スティーヴ・ルカサーほか、バック・ミュージシャン陣も実に豪華。このアルバムの穏やかな雰囲気や癒しのサウンドにはビル・ラバウンティとの共通点も感じられるが、収録曲は全てスティーヴ・イートンの作詞・作曲で、そのサウンドの表情の多彩さはビル・ラバウンティより上かもしれない、良い曲が多く入っているアルバムで、どの曲もメロディが瑞々しくて洗練されたアレンジをされている。
「Without You」
「All In Love Say "I" 」
「Hurricanes And Tornadoes 」
「Got Me Moanin' 」
コメント 0