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The Real Thing Best Of [CD]


Best Of

Best Of

  • アーティスト: The Real Thing
  • 出版社/メーカー: Sanctuary Uk
  • 発売日: 2020/01/24
  • メディア: CD


英・リヴァプール出身のソウル・グループ。1970年にエディ(vo,g)とクリス(vo)のエイモー兄弟を中心に結成。アメリカのソウル・ヒットをカヴァーするところからそのキャリアをスタートさせたが、デヴィッド・エセックスのバック・バンドとしてツアーに同行したり、パイ・レコードとの契約を手にした頃から、徐々にメインストリームへと切り込んでいった。76年に『リアル・シング』でアルバム・デビュー。同年のシングル「You To Me Are Everything」が全英1位となると、続く「Can’t Get By Without You」も同2位に。79年には「Can You Feel the Force?」もヒットし、USソウル/R&BをUK流にアレンジしたサウンドで70年代を中心に活躍した。今回リリースとなるベスト・コレクションは、初CD化となる音源が7曲含まれ、この楽曲は、THE REAL THING一連のヒット曲「You To Me Are Everything」や「Can’t Get By Without You」を作ったKen GoldとMick Denneのチームが作った楽曲だったが、バンド側が自分たちで作り、プロデュースした楽曲で行きたいと決めたため、ミックスダウンまで終わっていたにも関わらず、お蔵入りとなった楽曲だった。その後、この楽曲は何十年という長い間、所在不明となっていたが、2017年Ken Goldが倉庫に眠っているテープのマスター・テープから作られた唯一の現存するコピーを発見したのだった。そこからテープは、ピンク・フロイドのエンジニア/プロデューサーでもあるジェイムス・ガスリーの手により、修復されデジタル変換され、今回日の目を見たのであった。


「You To Me Are Everything 」最初に聴いた時にイギリスのリヴァプール出身のソウル・グループと聞いてビックリしたのを思い出しました。

「Rainin' Through My Sunshine」山下達郎もカヴァーしています。

おまけで、「Rainin' Through My Sunshine 」山下達郎

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Lamont Dozier Working On You [CD]


ワーキング・オン・ユー(期間生産限定盤)

ワーキング・オン・ユー(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ラモント・ドジャー
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: CD


ラモント・ドジャーは、60年代の米モータウン・レコード専属のソングライター・チームであるホーランド=ドジャー=ホーランドの一人。彼らはエディ(兄)とブライアン(弟)のホーランド兄弟にラモン・ドジャーを加えたチームで、ドジャーとブライアンが作曲を、エディが作詞を担当していた。The Supremesの「Stop! In the Name of Love」や「You Can't Hurry Love / 恋はあせらず」、Four Topsの「Reach Out I'll Be There」など、彼らが書いた全米No.1ヒットは10曲を超えており、モータウン・サウンドの発展に貢献している。
シンガーとしてだけでなくプロデューサー、レーベルオーナーとしての顔も持つ才人ラモント・ドジャーの80年代最初のアルバム。プロデュースを自ら手がけ、全曲を自作し、スモーキー・ロビンソンを思わせる少し高めの情熱的な声で歌っている。西海岸の優秀なソウル~ジャズ系のスタジオ・ミュージシャンがバックを固めた力作。お得意のノーザン・ソウル風の躍動するビートを洗練された80年代スタイルの音で歌っている。



「You Made Me A Believer」数々のソウル/ディスコ・ヒットを手がけたベンジャミン・ライトがストリングスをアレンジしている。

「Why (Ain't My Love Enough)」バラードナンバーも素晴らしい、コーラスも最高です。

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Hall and Oates Live at the Apollo [CD]


Live at the Apollo

Live at the Apollo

  • アーティスト: Hall & Oates
  • 出版社/メーカー: Friday Music
  • 発売日: 2009/02/10
  • メディア: CD


デビッド・マシューズのアルバムでアレンジした「My Girl」で思い出したアルバムは、85年にリリースされたホール&オーツのライブ・アット・ジ・アポロ、ホール&オーツの2人が敬愛するテンプテーションズの今は亡きエディ・ケンドリックとデヴィト・ラフィンをゲストに迎えたライブ・アルバムで当時大好きで愛聴していたアルバムです。人気絶頂期に突然に活動休止発表の後に出たアルバムで余計に印象に残っているし、ソウルの殿堂のアポロ・シアターも老朽化や経営不振などの問題を抱えて開店休業状態でしたが、その新装開店のこけら落としに、ホール&オーツと2人の憧れのテンプテーションズのメンバーをゲスト招いてのステージで、ホール&オーツも頂期だし憧れの人達と一緒にプレイできる喜びが溢れているし、長年ホール&オーツのバック・バンドをメンバーも凄い良い演奏をしているし、R&B、ソウルに対する出演者たちの深い愛情も感じられるし、ライブ・アルバムとしてもホール&オーツで一番と言っていい楽しいアルバムと思います。


「The Way You Do The Things You Do/My Girl」ホール&オーツの2人が嬉しそうにコーラスをしています。本物のエディ・ケンドリックとデヴィト・ラフィンの歌は感動しちゃいます。

「Everytime You Go Away 」ホール&オーツのアルバム「モダン・ヴォイス」に入っていたバラード、エディ・ケンドリックとデヴィト・ラフィンのコーラスにいつも以上にハッスルして歌っています。

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The Writers All In Fun [CD]


オール・イン・ファン

オール・イン・ファン

  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2008/04/02
  • メディア: CD


ラルフ・マクドナルドを中心に、ニュー・ヨークのトップ・セッション・ミュージシャン6人によって結成されたグループのセカンド・アルバム、ラルフ・マクドナルドは当時最も忙しかったパーカッション奏者、ロバータ・フラック、ビリー・ジョエル、ポール・サイモン、キャロル・キング、などのアルバムに参加、ギターのヒュー・マクラッケンは、ポール・マッカートニー 、ジョン・レノン、ジェームス・テイラー、ビリー・ジョエル などのアルバムに参加、ギターのジェフ・ミロノフはデイヴ・グルーシン、渡辺貞夫、ボブ・ジェームスなどのアルバムに参加、ベースのアンソニー・ジャクソンは、リー・リトナー、アルディ・メオラ、スティーリー・ダンなどのアルバムに参加、キーボードのジェリー・ピーターズは、マービン・ゲイ、ダイアナ・ロスのアルバムに参加、ヴォーカルのフランク・フロイドはジェイムス・ブラウン、ビリー・ジョエル、ロバータ・フラックなどのアルバムでコーラスをしている。ドラムは、ハーヴィー・メイソンなのだが、レコード会社の契約上ゲストとなっているが、事実上はメンバー1人と言えるだろう。セッション・ミュージシャンのアルバムでひと味違うのは、ヴォーカルがいる事とポップ・ミュージックのプロデュースをしていたラルフ・マクドナルドいる事で、ポップな歌物のアルバムに、前作よりも全員で作曲とアレンジをしていてよりポップな完成度の素晴らしいアルバムとなっている。残念ながらこの作品が最後で全員が忙しく自然消滅してしまう。


「 I WANNA GET THE FEELIN' AGAIN 」キーボードのジェリー・ピーターズの作曲、この頃彼はアース・ウィンド&ファイアーのアレンジを手掛けていて、そのフィーリングが絶妙に取り入れられている。

「WHAT'S COME OVER ME」ハーヴィー・メイソンの作曲、彼は本当に美しいメロディを書く。

「A Shift In The Wind」このアルバム唯一のインスト、ジェフ・ミロノフの作曲で彼らしい都会的なミディアム・テンポのナンバー、ジェリー・ピーターズのピアノ・ソロ、ヒュー・マクラッケンのソロ、後半の2人のギターの絡みなど、歌心に溢れた演奏だ。

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Manhattan Transfer Mecca for Moderns [CD]


Mecca for Moderns

Mecca for Moderns

  • アーティスト: Manhattan Transfer
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1990/03/12
  • メディア: CD


卓越したボーカル技術とハーモニーを持つジャズ・コーラス・グループのマンハッタン・トランスファー、大ヒットした『Extensions』に続き、一年半のインターヴァルをおいて、ジェイ・グレイドンがプロデュースした80年の作品「Mecca for Moderns」のコンセプトは、メッカとはパラダイスのこと、私たちは希望に満ちたパラダイスとして、現代の人々が好むようなありとあらゆるタイプの音楽を送り出すということらしい。 前半のポップ・サイドは、前作と同様にジャズ・コーラス・メソッドを近未来的なサウンドで彩り、後半のジャズ・サイドは、カウント・ベイシーのスタンダード、チャーリー・パーカーのビバップ・ナンバーなどを取り入れている構成になっている。ジェイ・グレイドンとのコラボレーションは本作でより洗練され、彼らの多面的な魅力を引き出すのに見事成功している。


「On The Boulevard」ペイジスのリチャード・ペイジ、マーク・ジョーダンの書き下ろし、スティーブ・ガットのドラムを中心にした都会的でしなやかな曲。

「Spies In The Night」は「007のテーマ」を使い、前作の「トワイライト・ゾーン」のような未来的アレンジで、007の世界を音楽で表現している。

「A Nightingale Sang In Berkeley Square」40年代の英国のスタンダードを一糸乱れぬハーモニーをアカペラで、ご堪能あれ。

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David Matthews With Whirlwind Shoogie Wanna Boogie [CD]


シューギー・ワナ・ブギー

シューギー・ワナ・ブギー

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2017/12/06
  • メディア: CD


デビッド・マシューズが76年にリリースしたアルバム、70年代初頭のファンクの帝王ジェームス・ブラウンのアルバムの4枚のアレンジャー、コンダクター、ディレクターを務めていただけあることを感じられるファンキーなアルバで、ジャケットも面白かったし、シュープリームスのカヴァー「ユー・キープ・メー・ハンギング・オン」やママス&パパスの「カルフォルニア・ドリームス」やテンプテーションズの「マイ・ガール」のカヴァー曲が入っていたので、思わず当時購入しちゃいました。元スライ&ザ・ストーンのドラマー、アンディ・ニューマーク(この後にジョン・レノンの超名作で遺作のアルバム「ダブル・ファンタジー」のドラムもアンディ・ニューマークが全曲叩いています)を中心としたニュー・ヨークのミュージシャン達とパティ・オースティン、ヴィヴィアン・チェリー、グウェン・ガスリー のヴォーカルが最高で、デビッド・マシューズ独特のファンキーなアレンジも楽しめる1枚です!
最近のデビッド・マシューズはManhattan Jazz Quintetを率いて活躍していたジャズ・ピアニストのイメージですが、ジャンルを問わず何でもできる凄いミュージシャンです。


「You Keep Me Hanging On」シュープリームスの名曲をディスコ風にカヴァー。

「My Girl」テンプテーションズの名曲をディスコ風にカヴァー。

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Warren Bernhardt Manhattan Update [CD]


マンハッタン・アップデイト(期間生産限定盤)

マンハッタン・アップデイト(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ウォーレン・バーンハート
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: CD


「Manhattan Update」はマイク・マイニエリとの名コンビでジャズ、フュージョン黄金時代に放った格別の1枚,やはりマイク・マイニエリのプロデュースです。クラッシックを学んだ後ビル・エバンスに強く影響されキーボードの詩人と言われたウォーレン・バンハートのリリカルなピアノのタッチと、美しいメロディが心地良い、マイク・マイニエリ、アンソニー・ジャクソン、スティーヴ・ガッドら当時の仲間と共に、楽曲をスタイリッシュに演奏している。81年にウォーレン・バンハートとマイク・マイニエリが来日、六本木Pit Inで渡辺香津美、清水靖晃、高水健司、村上秀一とのセッションを見に行き、このアルバムの曲やマイク・マイニエリの曲を中心に、ライブハウスならではの盛り上がりで、ソロのやりあい、あおりあいの凄いライブになっちゃって、とっても面白かったのを思い出します。、また93年のスティーリー・ダン再結成の日本公演も見に行ったのですが、ウォーレン・バンハートがスティーリー・ダンのミュージカル・ディレクターも務めているの知らなくて、彼がピアノで出演するのをプロクラムで見た時に喜んで、ドラムがウェザーリポートのピター・アースキンだったのでさらに喜んじゃいました、この二人も何枚か一緒にアルバムを作っています。


映像の「Manhattan Update」は、アルバムとはちょっとメンバーの構成もアレンジも違うのですが、スティーヴ・ガッドのドラム・ソロを考えて作った楽曲で、ウォーレン・バンハートの作ったテーマも美しいメロディで、ピアノ・ソロもこの上ない美しいメロディが続いていく曲です。個人的にはジョージ・ヤングのソロが見れたのが嬉しかったです。

「Sara's Touch」マイク・マイニエリの名曲、このアルバムの演奏もなかなか良いです。

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Steely Dan GAUCHO [CD]


GAUCHO

GAUCHO

  • アーティスト: STEELY DAN
  • 出版社/メーカー: POLYG
  • 発売日: 2001/01/02
  • メディア: CD


前作の「Aja」が高い評価を受けてから3年がたち、2年以上のレコーディングをかけて作られたアルバムの「GAUCHO」、前作のように凝ったサウンドでミュージシャン達の個性が光る音をを想像していたが、シンプルでシックなサウンドで、チョット聴くだけでは40名以上もミュージシャンが参加しているとは思えない音の少なさだが、サウンドの完成度はより高く、ドナルド・フェイゲンの指示による一流ニュー・ヨークのミュージシャン達の贅肉を極限までそぎ落とした音が生まれ、それが結果的に心地良いサウンドになっている。


「Hey Nineteen」フェイゲンが正確なドラム・パターンのマシンを要求したため、ロジャー・ニコルがデジタル・シークエンサーを開発し導入、まだドラム・マシンさえロクに出回っていない時代に、これがリック・マロッタの生ドラムと面白い効果を生んだ曲。

「Glamour Profession」研ぎ澄まされたサウンドと心地良さが共有している、後半のスティーブ・カーンのギター・ソロにセンスを感じる。

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Simon & Garfunkel The Concert in Central Park [CD]


The Concert in Central Park

The Concert in Central Park

  • アーティスト: Simon & Garfunkel
  • 出版社/メーカー: Sony Legacy
  • 発売日: 2015/08/07
  • メディア: CD


何度も再結成が噂されては立ち消えとなりながら10数年を経て81年9月、2人の共演が実現しました。雨がちらつくNYCのセントラル・パークで行われたこのライヴは、当時の最高記録の50万人以上の聴衆を集め大きな感動と興奮を呼んだのです。バックを務めたのはスティーヴ・ガッド(ds)、リチャード・ティー(key)などニュー・ヨークの確かなテクニックを持つミュージシャンたちで、またポール・サイモンのソロの作品も彼らがバックアップしている。S&Gのお馴染みのヒット曲を見事に盛り立てる一方、プロデュースしたフィル・ラモーンとロイ・ハリーがサウンド面で素晴らしい働きをし支えていまる、又この模様は当時、テレビで放映されましたが、後にビデオ作品として発売されました。尚、このチャリティ・コンサートは、公園緑化運動に協力するものでした。


「Mrs. Robinson」一曲目で、スティーヴ・ガッド(ds)、アンソニー・ジャクソン(b)リチャード・ティー(key)達が素晴らしいノリをだしている。

「50 Ways to Leave Your Lover」ポール・サイモンのヒット曲、スティーブ・ガット(ds)がリハーサル叩いていたリズム・パターンを曲にしたもの。

「America 」リチャード・ティー(key)のローズ・ピアノが曲の良さをさらに増している。

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Richard Tee Strokin' [CD]


ストローキン

ストローキン

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2015/02/18
  • メディア: CD


リチャード・ティーはニューヨーク音楽芸術高校を卒業(アイリーン・キャラが出演していた映画『フェーム』のモデルになった学校)。その後モータウンのスター達のスタジオワークをこなし、キング・カーティスのグループのキングピンズに参加してアレサ・フランクリン、ロバータ・フラック等のバックを務め、ゴードン・エドワーズが結成した「エンサイクロペディア・オブ・ソウル」このセッションに出入りするようになり、このバンドが1976年「スタッフ」としてデビュー。「Strokin'」は彼のファースト・アルバム、ボブ・ジェームスがプロデュース、スタッフのメンバーを中心にしたサウンドだが、リチャード・ティーのソウルフルで力強く、肌の温もりさえ感じてしまう絶妙なタッチで表現するプレイは、すぐに彼だとわかるプレイで、心を撃ち抜かれてしまう。


「Strokin'n」ピアノの音が出た瞬間にリチャード・ティーの魅力にハマってしまう、トム・スコットのサックスも流石と思わせるもの。

「Take The A Train」アルバムの最後の曲、デューク・エリントンの名曲をリチャード・ティーとスティーブ・ガットの2人だけで演奏、生で何度か見たことがあり感動したので、映像が無いかと探しました、ぜひ見てください。

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