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Stuff live in new york [CD]


Live in New York by Stuff (2015-02-25)

Live in New York by Stuff (2015-02-25)

  • アーティスト: Stuff
  • 出版社/メーカー: Imports
  • メディア: CD


ツイン・ドラムで思い出したのは、スタッフの80年にリリースされた「イン・ニューヨーク」彼らのラスト・アルバムになった。このアルバムは彼らの本拠地のニューヨークのミケールズでの白熱のライブで、スタッフはライブ・バンドであるこ事を証明したもの、ツイン・ドラムが叩きだす強力なリズムを全面に出している、もちろん彼らの得意なリラックスした温もりのある曲もある、何と言っても彼らのライブ感はその瞬間に求められる音を見極める抜群のセンスが最大の魅力で、その灼熱のライブが聴けるアルバムである。
78年の来日公演を見に行き、この時はドラマーのクリス・パーカーが急病で5人だけのライブになりましたが、リラックスした温かみのある演奏は素晴らしいものでした。本人達もこのライブを気に入り「ライブ・スタッフ」としてリリースされています。この2つのライブ・アルバムどちらも甲乙つけがたい出来で、比べることが出来ないのですが、ドラマーが1人いないだけでこれ程パフォーマンスが変わるとは思っていませんでした。スティーブ・ガットばかり目立っていましたが、クリス・パーカーの凄さがわかるアルバムです。残念なのは、LPの時代なので曲が収まらなくてフェイドアウトしている所です。


「Love the Stuff/Ain't No Mountain High Enough」ツイン・ドラムから始まり、リチャード・ティーのピアノが打楽器のように重なって物凄いノリを出していく、「Ain't No Mountain High Enough」はメロディの一部をモチーフにしていて、即興に近いアレンジでスタッフらしい物です。

「Sometimes Bubba Gets Down」クリス・パーカーの作曲、カリプソのリズムを使ったメロディとツイン・ドラムの強力なリフが凄い。

「The Real McCoy」このライブ・アルバムの少し前に急死したヴァン・マッコイに捧げられた曲。マッコイが心臓発作で自室で倒れていたのを発見して病院に運んだのは、リーダーでベースのゴードン・エドワードだったという。

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