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William Eaton Struggle Buggy [CD]


ストラグル・バギー

ストラグル・バギー

  • アーティスト: ウィリアム・イートン
  • 出版社/メーカー: SOLID/T.K.RECORDS
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: CD


ウィリアム・イートンは60年代に歌手のハリー・ベラフォンテに楽曲を提供しアレンジやコンダクターを務めていた、パーカッションのラルフ・マクドナルドとベーシストのウィリアム・ソルターもベラフォンテのバンドに所属、意気投合した3人はバンドをやめて共に音楽出版社「Antisia(アンティシア)」を設立し作曲や編曲やプロデュースなどの総合的に音楽を手掛けて数々の名盤を世に送り出す、最初の大ヒットはロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイの「Where Is the Love」でその後もグロバー・ワシントンJrの「Just the Two of Us」など数々のヒット曲を生み出していく。
「ストラグル・バギー」はウィリアム・イートンの77年にリリースされたファースト・アルバム、彼はコンポーザー&アレンジャーとして手腕を発揮したミュージシャンなので、2曲しか歌声を披露してはいないが、アルバムに収録されている7曲のうち6曲がイートンのオリジナルで、さらに全曲にわたって卓越したアレンジが施されている、ホーンやストリングスのゴージャスで厚みのあるサウンドは彼らしい物である。


「Struggle Buggy」超ファンキーなサウンドに乗ってドラマ仕立てで進んで行く。ヴォーカル陣はグウェン・ガスリーやフランク・フロイドが起用され、ロニー・キューバのバリトン・サックスやノエル・ポインターのフィドル(ヴァイオリン)もフィーチャーされている。

「Time and Love」トム・スコットが『NEW YORK CONNECTION』(75年)で取り上げたラルフとソルターの共作曲で、この曲のみイートンの曲ではない、ヴィヴィアン・チェリーとレイモンド・シンプソンがリード・ヴォーカルをとっている。

「Brand New Lover」イートンがリード・ヴォーカルをとっている。

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