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The Brecker Brothers Heavy Metal Bebop [CD]


ヘビー・メタル・ビ・バップ(期間生産限定盤)

ヘビー・メタル・ビ・バップ(期間生産限定盤)

  • アーティスト: ブレッカー・ブラザーズ
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: CD


79年にリリースされたブレッカー・ブラザーズの最高傑作と言われているライブ・アルバムで、ロック・シーンまで大きな衝撃をあたえてた。「ヘヴィ・メタル・ビ・バップ」のタイトルどうり、兄弟のメカニカルでタイトなホーン・アンサンブルとエフェクターをかけまくったエレクトロニックなサウンドは(二人は60年代後期からエフェクターをかけていて、マイルス・デイヴィスより先にエフェクターをかけていた)ピッタリハマっている。ニューヨーク郊外ロング・アイランドにあった「My Father's Place」でライブ・レコーディングされ(キーボード、リズム・ギター、パーカッションは後からオーヴァーダビングされた)重要なのは新たに3人のメンバーが集められた事、バリー・フィナティー(g)ニール・ジェイソン(b)そして何と言ってもフランク・ザッパのバンドで超絶技巧のプレイをし天才ドラマーとしてロック・ファンからも大きな注目を集めていたテリ・ボジオの参加でボジオの超絶ドラムが聴けるアルバムとしても大きな大きな評価を得るようになっていく。ちなみに76年にフランク・ザッパの「ライブ・イン・ニューヨーク」のアルバムに兄弟で参加した事がボジオが参加したきっかけになっている。この3人のロック・スピリット全開のプレイが展開し、トランペットとサックスもその音に負けないような、エレクトロニックなエフェクターを通して壮絶な演奏が展開されている。


「East River」アルバムの一曲目、唯一のスタジオ録音、ニール・ジェイソン(b)のヴォーカルがカッコイイ、この曲のみアラン・シュワルツバーグがドラムを叩いている。

「Some Skunk Funk」ファースト・アルバムから演奏されているブレッカー・ブラザーズの名曲、いくつかのヴァージョンがあるが、このアルバムのバージョンが最高の名演奏である。

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