高中正義 AN INSATIABLE HIGH [CD]
1977年にリリースされた高中正義のサード・アルバム「AN INSATIABLE HIGH」初のロサンゼルス録音で当時人気実力共に絶頂だったリー・リトナー&ジェントル・ソウツ(ギタ:リー・リトナー、ベース:エブラハム・ラボリエル、ドラム:ハヴィー・メイソン、キーボード:パトリッシュ・ラッシェン、パーカッション:スティー・フォアマン)のメンバーを中心とした共演アルバム。他の参加ミュージシャンはリー・リトナー&ジェントル・ソウツ以外にベース:チャック・レイニー、ドラム:エド・グリーン、村上秀一、深町純、パーカッション:浜口茂外也、ポリーニョ・ダ・コスタなどの超豪華なメンバー、特にホーン・セクションにタワー・オブ・パワーが入っているのが嬉しい、しかしジェントル・ソウツのメンバーのサックス・プレイヤーのアーニー・ワッツがいないのが残念。タイトル曲の「AN INSATIABLE HIGH」は10分に及ぶ曲でジェントル・ソウツのメンバーのプレイとリー・リトナーとのギター・コンビネーションも聴きどころ、特にパトリッシュ・ラッシェンのピアノ・ソロが良い。前作でラテンとディスコをクロスオーバーし音楽ファンの喜ばしたが、今回のアルバムは前回のラテン気質ではなく、いかにも西海岸らしい爽やかな音に溢れている。
「Sexy Dance」
「E.S.P.」
「An Insatiable High」
「Malibu」