鈴木慶一とムーンライダース 火の玉ボーイ [CD]
はちみつぱいの解散後75年から鈴木慶一はバンドの旧メンバーとともにアグネス・チャンのバッキング活動を本格的に始め、このとき鈴木のソロ・アルバムの制作の話が持ち上がり、鈴木慶一とムーンライダースのデビュー・アルバム「火の玉ボーイ」が1976年にリリースされるこになる。当初は鈴木慶一のソロとして制作される、ムーンライダースの他に、ティン・パン・アレイ、ラスト・ショウ、矢野顕子、南佳孝、矢野誠らが参加、贅沢にミュージシャンを使い納得いくまで音楽を作りあげる、東京という都会のモダニズムの感覚など、ジャパニーズ・ポップの先駆けとなった重要なアルバム、この後のムーンライダーズに繋がっていくものでもある。
ジャケットはデヴィッド・ボウイのアルバム『ジギー・スターダスト』をイメージして作られた、イラストレーションは中村まさみが描き、デザインは奥村靫正が行った。タイトル・トラックの「火の玉ボーイ」は細野晴臣をモデルにしていると言われている。なお細野は、アルバム『泰安洋行』において鈴木をモデルにした曲「東京Shyness Boy」を発表する。
「スカンピン」
「髭と口紅とバルコニー」
「火の玉ボーイ」
おまけで細野晴臣の「東京Shyness Boy」