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King Crimson Red [CD]


レッド

レッド

  • アーティスト: キング・クリムゾン
  • 出版社/メーカー: WOWOWエンタテインメント
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: CD


「レッド(Red」は、74年に発表されたキング・クリムゾンのアルバム。73年の「太陽と戦慄」以来、リーダーのロバート・フィリップ(ギター、メロトロン)、ロバート・フィリップの旧友のジョン・ウェットン(ベース、ボーカル)、Yesから引き抜いたビル・ブルーフォード(ドラム、パーカッション)の3人が核となって活動した時期の最終作にあたる。キング・クリムゾンのファンが思う全盛期像は、72年から始まる3年余りの「インプロビゼーション期」、通称「第3期クリムゾン」と呼ばれる時期で「レッド」は最終作となる。ロバート・フィリップのディストーション・ギターのハードなリフを前面に押し出した重厚なアルバムで、従来のキング・クリムゾンの音楽性とは趣向の変化を見せている。トリオによるバンドサウンドが核となったソリッドな演奏と、サックスやメロトロン、オーボエ等の美しい音色が融合したサウンドはこの時期のクリムゾン特有のもの。ゲストミュージシャンとして、過去にメンバーだった イアン・マクドナルド(a-sax)、 メル・コリンズ(s-sax)、デヴィッド・クロス(vln) らがゲスト参加し、アルバム全編といっても良いくらいの露出度と重要なサウンドの核になっている。このアルバム「Red」がロック初心者向けでないと言われている、音楽的にもサウンド的にもヘヴィだし、全体的にかなり暗いし、プログレだから当然だがボーカルの曲も少ない、しかしキング・クリムゾンのファンの中ではこのアルバムを名盤中の名盤と挙げている人達も多い。当時この作品ですべてを出し切った リーダーのロバート・フリップ(g)はその後3年間も音楽業界から離れてしまったほどの内容の作品だった。



「Red」、ソリッドでメタリックさのある硬質なギターのリフを中心としたインストルメンタル

「Fallen Angel」印象的なメロトロンの音とアコースティックなギターのフレーズをメインとしたアンサンブルに、憂いを帯びたジョン・ウェットンのボーカルがたまらない。

「Starless」1stアルバム「In The Court Of The Crimson King」の楽曲(「Epitah(邦題:墓碑銘)や「The Court of the Crimson King(邦題:クリムゾン・キングの宮殿)」を彷彿とさせる楽曲

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