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Genesis Nursery Cryme [CD]


Nursery Cryme

Nursery Cryme

  • アーティスト: Genesis
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2009/03/05
  • メディア: CD


イングランド出身のバンドのジェネシス。第一黄金期のメンバー(ピーター・ガブリエル :ボーカル、フルート、パーカッション、トニー・バンクス :キーボード、マイク・ラザフォード :ベース、スティーヴ・ハケット :ギター、フィル・コリンズ :ドラム)のラインナップで録音された最初のアルバムで、バンドとしてはサード・アルバムの「Nursery Crime」(邦題:怪奇骨董音楽箱)は71年にリリースされました。よりプログレッシブな方向に振られた楽曲は、イギリスの幻想文学に繋がりを感じさせる内容と併せて、グループの音楽性の方向が決まり、プログレッシブ・ロック・バンドとしての評価されるものでした。ジェネシス独自の演劇や童話をモチーフにしたサウンドが確立されようとしていた途上のアルバムで、完成度という意味では4作目の「フォックストロット」を72年に、ヒット作という意味では6作目「月影の騎士(原題:Selling England By The Pound)」を73年に発表していますが、最初のプログレッシブ・ロック・バンドとしてのインパクトを考えてこのアルバムを選びました。その頃のピーター・ガブリエルの演劇性を持った独特のステージ・パフォーマンスもあって、イタリアで大人気となり、ヨーロッパ各国での人気と繋がっていきます、しかしその後ピーター・ガブリエルは他メンバーとの音楽性の違いに悩まされ、結婚や出産などのプライベートでの出来事も重なった事もあり、75年、グループからの脱退を決意。ソロとして活動していく事になります。その後 ドラマーだったフィル・コリンズがリード・ボーカルも担当する事になりポップ性の強い物に変化していく事になり、その後は世界的な人気ロックバンドとなってい来ます。
同じバンドのジェネシスでも、ピーター・ガブリエル時代はマニアックなプログレバンドで、フィル・コリンズ時代はポップなロックバンドでこの違いは大きく全く違った事を最後に書いておきます。


「Harold the Barrel」

「Harlequin」

「The Fountain of Salmacis」

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