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Deep Purple Shades of Deep Purple [CD]


ハッシュ(紙)

ハッシュ(紙)

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2003/03/21
  • メディア: CD


ディープ・パープルのデビュー・アルバム、68年にリリースされた「Shades of Deep Purple」。 ディープ・パープルが大好きで部屋中が ディープ・パープルの物で溢れていた友達からこのアルバムについて熱弁されました。私はレッド・ツェッペリンの方が好きでほとんどのアルバムは聴いていたんですけど、ディープ・パープルは「ファイアーボール」「マシン・ヘッド」「ライブ・イン・ジャパン」の有名なアルバムしか聴いていなかったので、ディープ・パープルのデビュー・アルバム「Shades of Deep Purple」の事は何も知りませんでした。彼の部屋でアルバムを聴きながら説明をしてもらうことになり、彼の解説が始まりました。当時はヴァニラ・ファッジやクリーム、ドアーズなどがヒットチャートを賑わせており、そのサイケデリック・ロックあるいはアート・ロックと呼ばれるジャンルに影響を強く受けているアルバムである事、バンドの音楽性において中心的な役割を果たしていたのは、まぎれもなくキーボードのジョン・ロードでギターのリッチー・ブラックモアはまだバンドの中心ではなく、ジョン・ロードの好みに合った曲にリッチー・ブラックモアやイアン・ペイスが激しい即興演奏で絡むスタイルとなっていて、本格的なハードロック・バンドとしてのディープ・パープルとはだいぶ違うアルバムだという事、あと実際に当時のステージでは、レコードとはうって変わったハードロックを演奏していたとか、収録曲は、オリジナル曲とカバー曲の半々で、クラシック音楽からのカバー曲もやっているのでプログレッシブロックの要素もあったりして、試行錯誤していたアルバムで、最初からハードロックの路線では無かったと教えてもらいました。最初に「ハッシュ」を聴かせてくれて、こんな路線だったんだよねと言ってのをのをよく覚えています。


「Hush」ジョー・サウスのカバー曲で、シングル・カットされた「ハッシュ」、全米チャート24位まで上昇した。

「Prelude: Happiness/I'm So Glad」クラシック音楽からのカバー曲でリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」。

「Hey Joe」クラシック音楽からのカバー曲でファリャの「三角帽子」より「粉屋の踊り」。

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