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竹田和夫  misty morning flight [CD]


ミスティ・モーニング・フライト

ミスティ・モーニング・フライト

  • アーティスト: 竹田和夫
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1993/03/03
  • メディア: CD


ゆうのすけ さんのブログでドラマ 「ムー一族」を取り上げていたので、今日はその主題曲だった「LEO (暗闇のレオ)」が入っていたアルバム竹田和夫 のソロ・アルバム「misty morning flight」です。日本を代表するロックバンド、クリエイションのギタリストの竹田和夫が78年にリリースされた「misty morning flight」竹田和夫の初ソロアルバムということで、発売された当時からもかなり期待されていたアルバムで、プロデュースに内田裕也と石坂啓、バックのミュージシャンもホーン・スペクトラムの新田一郎や兼崎順一や中村 哲、日本のジャズ・ドラマーでスウィング・ジャズを中心に、モダン・ジャズや、歌謡曲の分野でも活躍したジミー 竹内やジャズ・ベーシストの河上 修、ゴダイゴのミッキー吉野、クリエイションでドラムを担当していた樋口晶之、名パーカッション奏者の横山達司などの豪華なメンバーが参加、その後の竹田和夫の方向性を暗示させるポップでファンキーなフュージョン的な作品に仕上がっていて、初期の頃からのクリエーションのファンだったので、ブルースやハード・ロックのイメージだった竹田和夫が全曲インストロメンタルによる楽曲で挑戦し、新しい魅力を見せてくれて作品で当時大変驚いたのを思い出します。クリエーションの名曲「トーキョー・サリー」をよりファンキーでフュージョン的なアレンジにした新しいバージョンも必聴です。

「LEO (暗闇のレオ)」

「AMARILLO / day break」

「AMARILLO / misty morning flight」

おまけでドラマ「ムー一族」の主題曲「LEO (暗闇のレオ)」の生演奏、コンガ叩いてるのはアイ高野さんで、この後クリエイションに入り彼のヴォーカルによる「Lonely Heart」が大ヒットします。

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細野晴臣 HoSoNoVa [CD]


HoSoNoVa

HoSoNoVa

  • アーティスト: 細野晴臣
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2011/04/20
  • メディア: CD


細野晴臣のアルバム「HoSoNoVa(ホソノバ)」は2011年にリリースされ、細野のソロ名義としては1995年の「NAGA」以来16年ぶり。全曲ボーカル入りのアルバムは「HOSONO HOUSE」以来38年ぶりとなる本格ヴォーカル・アルバム。レコーディングにはTin Pan Alleyの鈴木茂、林立夫、佐藤博や徳武弘文、木津茂理、中村まり、Cocco、コシミハル、高田漣、伊賀航、オノ・ヨーコ、SAKEROCKの伊藤大地、はっぴいえんどのアルバム「HAPPY END」以来の共演となるアメリカン・ポップスの至宝ヴァン・ダイク・パークスも参加、また星野源とも2曲を共作している。
全編に漂うちょっとした気だるさが心地よく、日本語のオリジナル曲と英語のスタンダード曲のカヴァーを交えて歌い、細野晴臣らしいユーモアやエキゾチシズムも見失う事無く表現するたくましさも感じられる、まさに仙人級の存在感を示すアルバムである。

「ラモナ」原曲は1928年に映画『ラモナ』のために書かれた楽曲。

「スマイル」チャップリンの名曲で原曲は1954年にナット・キング・コールがリリースした。

「悲しみのラッキースター」作詞・作曲:細野晴臣 

「ただいま」作詞:星野源 / 作曲:細野晴臣 細野と同じレーベルに所属する星野源が2010年にリリースしたアルバム「ばかのうた」収録曲のセルフカバー。

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いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー アワー・コネクション [CD]


アワー・コネクション

アワー・コネクション

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: CD


いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリーのアルバム「アワー・コネクション」77年のリリースされた。60年代後半から70年代前半、一世を風靡した歌謡界の歌姫である「いしだあゆみ」がメイン・ボーカルを担当し、バックがティン・パン・アレイ・ファミリー、参加ミュージシャンは、いしだあゆみ(vo)ティン・パン・アレイ:細野晴臣 (b,g)鈴木茂 (g)林立夫 (ds)、ゲスト・ミュージシャン:矢野顕子 (key)岡田徹 (key)佐藤博 (key),羽田健太郎 (key)Jake H.Concepcion (horn)浜口茂外也 (per)吉川忠英 (g)吉田美奈子 (chorus)山下達郎 (chorus)の錚々たるメンバー、全曲の作詞を担当、映画のようなストーリー性を持たせた作詞を書いた橋本淳がプロデュースも担当している、作曲は細野晴臣と萩田光雄がが半分ずつしている。いしだあゆみがボーカルを担当しているので、ボーカルから感じる音のテイストは、あくまで「歌謡ポップス」なのだが、いしだあゆみのアンニュイなヴォーカルとティン・パン・アレイ・ファミリーの彼ららしい演奏が混じり合い、元祖Jポップ的な音の世界が広がり、何とも言えない凄く魅力的なアルバムとなっている。「ダンシング」では吉田美奈子 と山下達郎 のコーラスが聴けますよ。

「私自身」作曲・編曲:細野晴臣 作詞:橋本淳

「ひとり旅」作曲・編曲:細野晴臣 作詞:橋本淳

「黄昏どき」作曲・編曲:萩田光雄 作詞:橋本淳

「真夜中のアマン」作曲:細野晴臣 作詞:橋本淳 編曲:細野晴臣・萩田光雄

「ダンシング」作曲:細野晴臣 作詞:橋本淳 編曲:細野晴臣・萩田光雄

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小坂忠  People [CD]


People

People

  • アーティスト: 小坂忠
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: CD


小坂忠 は69年に細野晴臣、松本隆、柳田ヒロらと「エイプリル・フール」を結成。エイプリル・フール解散後、ロックミュージカル「HAIR」出演。この出演により、はっぴいえんどの前身バンド「ヴァレンタイン・ブルー」への参加を断念。75年にティン・パン・アレイーとの共作で金字塔ともいえる名作アルバム「ほうろう」をリリース、このアルバムは他にもデビュー直前の山下達郎と吉田美奈子の2人のコーラスが初めて聴けたり、鈴木顕子(矢野顕子)がキーボード奏者として初めてレコーディング参加したりと、当時の考えられる最高のメンバーが集ったアルバムだった。それから世紀をまたいで2001年に小坂忠のアルバム「People」は久しぶりにメジャー・レーベルからのリリースされた。そのきっかけは前年に細野晴臣(Ba)、鈴木茂(Gt)、林立夫(Dr)が25年ぶりリリースしたアルバム「Tin Pan」にコーラスとして参加し、ライブでもゲスト・ヴォーカルとして参加したことからで、ティン・パン・アレイーのメンバーを中心に制作されたアルバム「People」は同窓会的なノスタルジックな作品になると思われたが「ほうろう」と同じく細野晴臣のプロデュース、むしろこれから先を見据えたような音に仕上がっている、代表曲「ほうろう」を再演、カーティス・メイフィールドの「People Get Ready」のカヴァーなどから、優れたソウル、R&Bのアルバムとしても聴けるが、小坂忠は長年ゴスペルを歌ってきたことで、ゴスペル・ソングとしても聴けるアルバムとなっている。

「ほうろう」小坂忠&FRIENDS 2001年12月16日 東京厚生年金会館 小坂忠(Vo)、細野晴臣(Ba)、鈴木茂(Gt)、林立夫(Dr)、浜口茂外也(Pr)、佐藤博(Key)、佐橋佳幸(Gt)

「I Believe in You」

「People Get Ready」

おまけでアルバム「ほうろう」リリース直後の映像で、75年のライブ「New Sound Age '75」から「アップル・ノッカー」小坂忠(Vo) 吉田美奈子(Vo)とティン・パン・アレー のメンバー:細野晴臣(Ba) 鈴木茂(Gt) 林立夫(Dr) 佐藤博(Key) ジョン山崎(key) 浜口茂外也(Per,Fl) の演奏。

同じく「New Sound Age '75」から「バイバイ・ベイビー」。

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Circus Circus1 [CD]


サーカス1

サーカス1

  • アーティスト: サーカス
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: CD


ヴォーカル・グループ、サーカスが78年に発売したファースト・アルバム「Circus1」ジャズピアニストの前田憲男が全曲編曲を担当したデビュー・アルバム。カネボウ1978年夏のキャンペーン・ソングに起用されたヒット曲でミシェル・フーガン のカヴァー曲「Mr.サマータイム」や大瀧詠一が元々アン・ルイスに書いた楽曲で名曲の「夢で逢えたら」を軽いボサノヴァ・タッチでカヴァーし、吉田美奈子のカヴァー曲「ケッペキにいさん」やボズ・スキャッグスの名曲「We're All Alone」を日本語詞なかにし礼 で歌っていたりと良曲満載。前年に前田憲男はティン・パン・アレイと共演しその音楽性を共有した影響も感じられるし、いい意味での古きジャズ・アレンジが聴ける。3人姉弟と従姉からなるハートウォームなコーラスワークと個々の歌唱力は高く評価されており、アカペラはもちろん、コーラスグループの先駆者である。

「夢で逢えたら」作詞・作曲 / 大瀧詠一

「二人だけ」ボズ・スキャッグス作曲 /日本語詞.なかにし礼

「ケッペキにいさん」作詞・作曲 / 吉田美奈子

「Mr.サマータイム」フランスのミッシェル・フュガン作曲/日本語詞:竜真知子


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MANNA コンプリート・エピック・イヤーズ [CD]


コンプリート・エピック・イヤーズ

コンプリート・エピック・イヤーズ

  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: CD


イエロー・マジック・オーケストラというコンセプトが具現化した細野晴臣の作詞・作曲「
YELLOW MAGIC CARNIVAL」から当初Y.M.O.のボーカリストとして目されていた女性歌手マナ、その経歴は面白く、高校時代には佐野元春とバンドを組んでいたり,その後に凄腕スタジオ・ミュージシャン集団、PARATHUTE (斎藤ノブ、マイク・ダン、松原正樹、今剛、安藤芳彦、井上鑑)のメンバーとしても活動したり、またブレッド&バターの岩沢幸矢の奥さんでもある。彼女のデビュー・アルバム「Chabako Trick」(79年)とセカンド・アルバム「Manna」(80年)をまるごと収録したベスト盤が「コンプリート・エピック・イヤーズ」。デビュー・アルバムのプロデュースはティンパン・アレイの林立夫で、アレンジをサディスティクスの今井裕が手掛けているが肝心の高橋幸弘が不参加といのも面白い。マナのフラットなボーカルと今井裕のトロピカルな無国籍サウンドの相性が素晴らしく、さらに矢野顕子や浜口庫之助や筒美京平が楽曲を提供し、裏ティン・パン・アレイとも言われた影の名作、セカンド・アルバムはティン・パン・アレイ色は薄くなり、筒美京平の作品でもカルトな名曲「TOKIO通信」や「赤い靴の女の子」が入ったアルバムで、ファースト・アルバムとは違い歌謡曲の路線に近い魅力のヴォーカルを聴かせてくれる。聴いたことがある声だと思った人は、アニメ「ドラゴンボールZ」のエンディング・テーマ「でてこいとびきりZENKAIパワー」は彼女が歌っていると言えば納得するかも。

「Yellow Magic Carnival」細野晴臣の作曲

「黒船」筒美京平の作曲

「椰子の木陰で」浜口庫之助の作曲

「ほろほろ草子」今井裕の作曲

「GOTANDA」矢野顕子の作曲

「赤い靴の女の子」筒美京平の作曲

「TOKIO通信」筒美京平の作曲

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矢野顕子 愛がたりない [CD]


愛がたりない

愛がたりない

  • 出版社/メーカー: ミディ
  • 発売日: 1995/01/21
  • メディア: CD


2022年2月22日はスーパー猫の日なので猫好きにはたまらない「わたしのにゃんこ」が入っている矢野顕子のアルバム「愛がたりない」です、86年にリリースされました。
このアルバムは、86年までのシングル曲と、オリジナル・アルバム未収録の曲を集めた作品集で、矢野顕子の自由で型にはまらない表現でされているアルバムで、ポンキッキやNHKみんなのうたにも使われた楽曲も多く、子供と一緒に楽しめる作品になっています。
矢野顕子さんはずっと猫と一緒に暮らしていて、大の猫好きです、自分のアルバムのジャケットにも猫を使っていたり、矢野顕子 作曲・作詞「David」は三谷幸喜さんが脚本を書いていたドラマ、もたいまさこ、室井滋、小林聡美の恩田家の三姉妹が繰り広げるシチュエーション・コメディ「やっぱり猫が好き」のテーマソングだったりと、猫に関係する作品も多いです。

「わたしのにゃんこ」作詞・作曲: 矢野顕子 編曲: 矢野顕子・坂本龍一 83年、発売シングル NHKみんなのうたにも使われた。

「愛が足りない」作詞: 矢野顕子・作曲: 矢野顕子 編曲: 坂本龍一・矢野顕子 86年、発売シングル

「あしたこそ、あなた」角川書店のCMソングに使われました。山下達郎がコーラスを手伝っています。作詞: 矢野顕子・作曲: 矢野顕子 編曲: 矢野顕子・坂本龍一・山下達郎 81年、発売シングル

おまけで「やっぱり猫が好き」のテーマソングだった「David」矢野顕子の名曲。

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Stephen Bishop Bish [CD]


Bish

Bish

  • アーティスト: Bishop, Stephen
  • 出版社/メーカー: Hip-O Select
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: CD


75年にアート・ガーファンクルと出会い、彼のアルバム「Breakaway」2曲を提供、それがきっかけで76年にソロ・デビューをしたスティーヴン・ビショップ。自分の愛称をタイトルにしたセカンド・アルバム「Bish」は78年にリリースされた。ロマンティックなメロディーメイカーを確立させたアルバムで、美しいバラードやエスプリの効いたポップな曲は他のアルバムでは味わえない物。「Looking For The Right One」はアート・ガーファンクルに提供した出世曲のセルフ・カヴァー、「A Fool At Heart」はリア・カンケルのファースト・アルバムにも取り上げられた、甘美な「Bish's Hideaway」も素晴らしい出来上がりだし、さらにフュージョン・タッチの「Vagabond From Heaven」の最後に口笛が聞こえてくるのだが「The whistling Bishettes」というグループの口笛で、メンバーの中には映画「スター・ウオーズ」のレイア姫役だった女優キャリー・フィッシャーがいたりと面白い作りになっている。バックのミュージシャンもマイケル・センベロ、レイ・パーカーJr、デヴィッド・フォスター、デヴィッド・ハンゲイド、スティーヴ・ポーカロ、スティーヴ・クロッパー、コーラスにはマイケル・マクドナルド、チャカ・カーン、ナタリー・コールなど豪華メンバーが参加している。
映画のワンシーンのようなお洒落なジャケットのアートワークを含めてドラマチックに全体を構成されているアルバムとなっていてAORの名盤と言われている、この後スティーヴン・ビショップは、ブロードウェイ・ミュージカルやハリウッド映画に属するタイプの作家にもなっていき、その作品は都会派の短編小説の一節のようなロマンティックでほろ苦く魅力的な作品を作っていく。


「Looking For The Right One」

「Losing Myself In You」

「A Fool At Heart」

「Bish's Hideaway」

「Vagabond From Heaven」

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Kenny Loggins Celebrate Me Home [CD]


Celebrate Me Home

Celebrate Me Home

  • アーティスト: Loggins, Kenny
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1988/05/19
  • メディア: CD


ロギンズ&メッシーナを解散後、ケニー・ロギンス初めてのソロ・アルバム「Celebrate Me Home」は77年にリリースされた。大物フィル・ラモーンとジャズ・キーボード奏者のボブ・ジェームズの2人によるプロデュースとなり、今までとは違う意表を突いた都会派のサウンドを展開、AORタッチのサウンドに仕上がっている。参加したミュージシャンも豪華でキーボードはボブ・ジェームズ とリチャード・ティー 、ギタリストはハイラム・ブロック、エリック・ゲイル、スティーブ・カーン、ロベン・フォード、ヒュー・マクラッケンなど、ドラムはハーヴェイ・メイソン とスティーブ・ガッドの2人、パーカッションにはラルフ・マクドナルド、スティーブ・フォーマンなどで バッキング・ボーカル はでパティ・オースティン やグウェン・ガスリーなども参加、さらに作曲でもデヴィッド・フォスターとの共作、ジミー・ウェッブとの共作、またパティ・オースティンからの提供した曲があったり、スタンダードの曲を取り入れたりとバラエティーに富んだアルバムとなり、デビュー・アルバムでビルボード・チャートで27位になり、次のアルバム「ナイト・ウォッチ」でさらに大きなヒットとなり成功を収めるきっかとなるには十分なアルバムだったと言える。

「I Believe In Love」シングル曲で、ケニー・ロギンスらしい楽しい曲。

「If You Be Wise」作曲:ケニー・ロギンスと歌詞:ジミー・ウェッブとの共作。

「Why Do People Lie」ケニー・ロギンス:作曲、個人的に好きな曲。

「 I've Got the Melody (Deep in My Heart)」パティ・オースティン:歌詞:作曲、バック・コーラスもパティ・オースティン。

「Celebrate Me Home」ボブ・ジェームズとケニー・ロギンスの共作。


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Elvis Costello with Burt Bacharach Painted From Memory [CD]


painted from memory

painted from memory

  • アーティスト: Elvis Costello with Burt Bacharach
  • 出版社/メーカー: mercu
  • 発売日: 2002/03/04
  • メディア: CD


エルヴィス・コステロ はデビュー前から作曲家のバート・バカラックのファンで、デビュー直後からバート・バカラックの曲を何度もカヴァーしオマージュを捧げて来た。そんな二人が出合うのは映画「グレース・・オブ・マイ・ハート」の主題歌「Good Give Me Strength」の共作がきっかけで、手ごたえを感じたエルヴィス・コステロ がさらなる曲作りを打診し、バート・バカラックも快諾、アルバム「ペインテッド・フロム・メモリー」が作られ、98年にリリースされた。2人でアイディア出し合いながら共同作業の中から生まれた曲達は、バカラックらしい華やかなオーケストラやホーンやコーラスがちりばめられているし、ディーン・パークス(g)グレッグ・コーエ(b)ジム・ケルトナー(ds)スティーブ・ナイーブ(key)などのバンドのサウンドを仕切っているのはコステロで、この二人の個性が混ざり合った曲は、洗練された華やかなバカラックのサウンドとコステロの野性味があるヴォーカルが混ざり、メロウだけでないエモーショナルさも加わり、派手さは無いが大人なサウンドを展開し、2人にしか出来ない感動的な歌の境地となっている。このアルバムから「Toledo」がシングルカットされ「I Still Have That Other Girl」でグラミー賞のベスト・ポップ・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカルズを受賞した。アルバム全曲素晴らしいので選曲に困り6曲に何とか絞り込みました。

「Toledo」

「I Still Have That Other Girl」

「In The Darkest Place」

「Tears At The Birthday Party」

「The Long Division」

「God Give Me Strength」

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