酒井俊 Love Song [CD]
酒井俊は76年、伝説の六本木Jazzライブハウス「ミスティー」に出演、77年にアルバム「SHUN」で、センセーショナルなデビューをした、スタンダード集だった前作とは打って変わったセカンド・アルバム「Love Song」は、酒井俊 がカリフォルニアを拠点に活動するファンク・バンド H.P. Riot をバックに作り上げたアルバムで、カリフォルニアのパサデナで録音され、78年にリリースされた。全編カヴァーですが、どんな曲も完全に自分のものとして歌いこなしてるヴォーカルが何より素晴らしい。特にジェリー・バトラーのカヴァーでトロピカルなアレンジが冴える「What A Pleasant Surprise」が素晴らしい。おなじみの名曲「You've Got A Friend」や「You Are So Beautiful」、ウォーの「Smile Happy」「So」のカヴァーや、ダニー・ハサウェイ の名曲「Flying Easy」など聴きどころ満載で、当時25歳とは思えない、物おじせず力強く自由奔放で、彼女の独特な解釈によるオリジナルなスタイルで歌い上げる彼女のヴォーカル・スタイルは本当に素晴らしい。
「What A Pleasant Surprise」
「You've Got A Friend」
おまけで、NHKのFM番組「セッション’79」から古澤良治郎クインテット&酒井俊(vo)で「Love Song/Tkae The A Train」