SSブログ最後の記事 [CD]
2月いっぱいで、SSブログ最後の記事にしたいと思います。今回はアルバム紹介ではなく、好きな曲を何曲か選んでみました。多くの皆さんにお越しくださり感謝申し上げます。SSブログからSeesaaブログにとりあえず移行をしましたので、URLを記しておきますね。https://7080mycd.seesaa.net/で、タイトルは同じく「名作CDを紹介」です。こちらのブログでは引き続きアルバムの紹介をしています。転送設定はとりあえずはしませんので、SSブログは3月いっぱいはこのままにしておきます。
「頬に夜の灯」吉田美奈子
「HEART OF GLASS」桃姫BAND(尾崎亜美)
「Flower Blossom Street」大橋純子&美乃家セントラル・ステーション
「ミスター・ハッピネス」五輪真弓
「横顔」大貫妙子
「頬に夜の灯」吉田美奈子
「HEART OF GLASS」桃姫BAND(尾崎亜美)
「Flower Blossom Street」大橋純子&美乃家セントラル・ステーション
「ミスター・ハッピネス」五輪真弓
「横顔」大貫妙子
Aswad [CD]
アスワド は、75年にイギリスのノッティングヒルにて結成されたレゲエバンド。ブリティッシュ・レゲエ・シーンの名門のアイランドレコードから、デビュー・アルバム「アスワド」は76年にリリースされた。結成時のオリジナルメンバーはブリンズレー・フォード(g,vo)、ジョージ・オバーン(b)、アンガス・ゲイ(ds,vo)、ドナルド・グリフィス(g,vo)、コートニー・ヘミングス(key,vo)で、バンドと共同プロデュースを担当したのは、60年代からトライデント・スタジオで数々の名盤を誕生の接してきた、エンジニアのトニー・プラットでした。メロウなブリティッシュ・レゲエの初期はリズム・アンド・ブルースやソウルミュージックの要素を強く取り入れたサウンド作りで、ラヴァーズ・ロックとルーツ・レゲエの魅力を合わせ持ったようなところがありました。当時、地元ノッティングヒルのカーニバルで黒人移民と警察が衝突し暴動が起き、騒然としていた時代だけに、彼らの楽曲はメッセージ性の強いものもあり、実際にこの暴動がテーマの曲も発表している。90年代以降はよりポップさを増し、コンテンポラリーなソウルミュージック的な傾向になっていく。バンド名の「アスワド」とはアラビア語で「黒」を意味する。
「I A Rebel Soul」
「Can't Stand The Pressure」
「Back To Africa」
Deep Purple Come Taste The Band [CD]
「Come Taste the Band」はディープ・パープルが75年に発表した10枚目のスタジオ・アルバム。初のアメリカ人メンバーでリッチー・ブラックモアの後任ギタリストとして加入したトミー・ボーリンを擁した第4期ディープ・パープルの唯一のアルバム。リッチー・ブラックモアはディープ・パープルの音楽にデイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズが持ち込むソウル・ミュージックやファンキー・ミュージックの要素が増えたことに不満を抱いて、75年4月7日のパリ公演を最後に脱退した。デイヴィッド・カヴァデールはジョン・ロードにディープ・パープルを継続させるように頼み、ボーリンを後任ギタリストに推薦し、グレン・ヒューズと同じくソウルとファンク、さらにジャズの影響を受けたトミー・ボーリンはの音楽的志向が全面的に反映され、伝統的なハードロックを志向しながらもソウルとファンクの要素がより強調された作品になった。76年のツアー終わった後、バンドは最初の解散する、それはトミー・ボーリンの薬物中毒のためと、グレン・ヒューズのコカイン問題があった為、トミー・ボーリンは、同年に、複数の薬物中毒による過剰摂取で亡くなった。このアルバムの評判はまちまちですが、近年では彼が本作に果たした役割の重要性が称えられて再評価を受けている。73年にディープ・パープルを去ったイアン・ギランは「このアルバムは真のディープ・パープルの作品ではない」と語っている。
「Gettin' Tighter」
「I Need Love」
「This Time Around / Owed to G」
「You Keep On Moving」
Blackmore's Rainbow Rainbow Rising [CD]
75年にディープ・パープルを抜けたリッチー・ブラックモア(g)が結成した、ブラックモアズ・レインボウ、『Rainbow Rising』は76年にリリースしたセカンド・アルバム。前作のラインナップからシンガーのロニー・ジェイムス・ディオのみを保持し、ドラマーのコージー・パウエル、ベーシストのジミー・ベイン、キーボードのトニー・キャリーを入れ替えが行われ、ドラマーのコージー・パウエルの参加が話題となった。ミュンヘンで1ヶ月足らずでレコーディングされたこのアルバムは、プロデューサー兼エンジニアとしてマーティン・バーチが参加、彼はディープ・パープル、フリートウッド・マック、ホワイトスネイク、ブラック・サバス、アイアン・メイデンなど、主にブリティッシュ・ロックのエンジニアリングとプロデュースをしている。すべての曲はリッチー・ブラックモアとロニー・ジェイムス・ディオによって作られている。「Stargazer」では、ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団をフィーチャーしていて、その後リッチー・ブラックモアが中世音楽に挑戦していく始まりとなるのも興味深い。ビルボードポップアルバムチャートで48位にピークに達し、イギリスでは最高11位を記録した。
「Tarot Woman」
「Stargazer」
「Do You Close Your Eyes」
Rush 2112 [CD]
『2112』は、76年にリリースされたカナダのロックバンド、ラッシュの4枚目のスタジオ・アルバムである。ラッシュは、クリーム、ジミヘン、レッド・ツェッペリンなどから影響を受けたスリーピースのロック・バンドだったが、2代目のドラマーのニール・ピアートが加入したことにより、プログレッシブなサウンドに方向性を変える、時代感覚を取り入れながら柔軟な変化を続ける、進歩的なバンド。本作は、そんなラッシュが70年代における音楽的ピークを迎えている4作目のアルバム。SFタイトル曲を『2112』のサイド1に、サイド2に彼らのハードロックのルーツを示す短い曲のコレクションを収録し、演奏、音作り、共に多彩なアイディア盛り込まれている。イエスの「危機」を思わせる部分はあるが、独自の感覚と解釈を持った個性的なサウンドを作り上げた。『2112』は音楽評論家から好評を博し、アメリカだけで300万枚以上を売り上げ、ローリングストーン誌の読者投票「史上最も好きなプログレッシブ・ロック・アルバム」では2位にランクインしている。
「2112」ディストピアの架空の小説「アンセム」にインスパイアされたストリー仕立ての7部構成の組曲。
「A Passage to Bangkok」
「The Twilight Zone」
「Lessons」
801 801 Live [CD]
801は、76年にロキシー・ミュージック、カーヴド・エア、マッチング・モウルの元メンバーが結成した、イングランドの実験的なロック・バンドで、フィル・マンザネラ(ギター)と、ブライアン・イーノ(キーボード、シンセサイザー、ギター、ヴォーカル、テープ)が中心となったプロジェクト。76年6月26日、ロキシー・ミュージックは解散を正式発表した、メンバーのフィル・マンザネラ(ギター)は、ブライアン・イーノ(キーボード、シンセサイザー、ギター、ヴォーカル、テープ)、ビル・マコーミック(ベース、ヴォーカル)、フランシス・モンクマン(フェンダー・ローズ・ピアノ、クラビネット)、サイモン・フィリップス(ドラム、リズムジェネレーター)、ロイド・ワトソン(スライドギター、ボーカル)に呼びかけ、一時的なプロジェクトを企画した。801という名前は、ブライアン・イーノのアルバム「テイキング・タイガー・マウンテン」の収録曲「ザ・トゥルー・ホイール 」の歌詞から取られた物で、夢の中で彼に示唆されたと伝えられている。「801 ライヴ」は76年クイーン・エリザベス・ホールでのコンサートでレコーディングされ、「ダイレクト・インジェクション」を採用した初のライヴ・アルバムだった。同アルバムは、ボーカルマイク、ギターアンプ、ドラムを除く楽器からの出力を全て録音するのではなく、マイクや信号を介してフロント・オブ・ハウスのPAミキサーから出力されているモバイルスタジオのミキシング・デスクに直接送られた音源を用いて制作された。この技術はスタジオでは長年使用されていたが、同アルバムはライブ・レコーディングでの最初の使用例になり、ライブ・レコーディングの新しい基準を設定したものだった。ドラムのサイモン・フィリップスは当時まだ19歳で、この後超売れっ子のセッション・プレイヤーとなり活躍していきます。
「Tomorrow Never Knows」
「You Really Got Me」
「Miss Shapiro」
「Baby's On Fire」
King Crimson Starless And Bible Black [CD]
「Starless And Bible Black(暗黒の世界)」は、74年にリリースされたキング・クリムゾンのアルバム、スタジオ収録曲と73年に行われたツアーのライヴ収録曲から構成されている。前作「Larks' Tongues in Aspic(太陽と戦慄)」の複雑な構造とハードなグルーヴを受け継いでおり、この後の「レッド」につながるアルバムとなっている。発表直前の2月10日に行なったコンサートを最後にジェイミー・ミューア(パーカッション)が抜け、フリップ、ジョン・ウェットン(ベース、ヴォーカル)、デヴィッド・クロス(ヴァイオリン、ヴィオラ、メロトロン)、ビル・ブルーフォード(ドラムス、パーカッション)の4人編成になり、緊張感が溢れるプレイを展開する。リリース当時は公表されなかったが、スタジオ収録曲とツアーのライヴ収録曲がミックスされた珍しい構成となっていて、「The Night Watch」では、前半がライブ、後半がスタジオ録音になっている。「Starless And Bible Black」は詩人ディラン・トマスのラジオ劇「アンダー・ミルク・ウッド 」の一節からウェットンらが引用し曲を作ったのだが、ウェットンが書いた曲自体はフリップとブルーフォードから拒否されて採用されず、本作収録のライブ・インプロヴィゼーションで構成されたインストゥルメンタル曲にタイトルだけ転用された、次作「レッド」で「スターレス」として収録されているのも興味深い。キング・クリムゾンのファンが思う全盛期像は、72年から始まる3年余りの「インプロビゼーション期」、通称「第3期クリムゾン」と呼ばれる時期のアルバムで、キング・クリムゾンらしい強靭な多様性を示す作品となった。
「The Great Deceiver」
「Lament」
「The Night Watch」
「Fracture」
Carmen Fandangos in Space [CD]
『Fandangos in Space』は、フラメンコ・ロック・バンド、カルメンの73年のデビュー・アルバム。フラメンコ・プログレッシブ・ロックと評され、闘牛やジプシーの物語を歌い、メロトロン、ロックのリズム、サパテアードのフットワークを融合させた音楽が特徴だった。プロデュースにはあのトニー・ヴィスコンティ、歌唱もロックっぽく、ギターがスパニッシュでもないし、音はロックの音が基本だが、フラメンコのリズムと手拍子は用いているのが、フラメンコ・ロックたる所であろう。格好良いギターのフレーズ、情熱の嵐のようなコーラスワーク、複雑なリズムセクションに絡みつく手拍子(clapping)足拍子(footwork)に聴き惚れてしまう。もともとアメリカ人によるバンドながらその特異な音楽性から英国のリーガルゾノフォン=プロコル・ハルムの属するレーベルからデビュー、確かにアメリカでは出せないだろうと同時に英国ロックの音でもある。フラメンコの伝統的な要素とプログレッシブロックの複雑な構成を見事に融合させたもので、独自の音楽スタイルを確立しています。当時、クイーンが売れたのならカルメンも売れておかしくない、そんな思惑があっただろうと思える。
「Bulerias」
「Bullfight」
「Sailor Song」
「Fandangos In Space」
Jeff Beck Group Rough&Ready [CD]
『ラフ・アンド・レディ』 は、71年にリリースされたジェフ・ベック・グループのアルバム。前作発表後、69年11月にベックは交通事故を起こし、三ヶ月の入院生活を送る。その間にティム・ボガート、カーマイン・アピスらとの新バンド構想は頓挫し、二人はカクタスを結成する。療養生活の後、約1年間メンバー探しをして結成されたのがこの第二期ジェフ・ベック・グループ。メンバーにボブ・テンチ、クライヴ・チャーマンといった黒人アーティストを加えた点からも、ブラック・ミュージックに対するこだわりを持っていたことが窺える。R&Bやモータウンの黒っぽさにロックスピリットが注入された感じで、非常にグルービーなサウンドとなり、前作「ベックオラ」から引き続いてファンキー色の強いサウンドとなり、ギタープレイも、より感覚的になり、ジェフ・ベックらしさが強まってきています。このバンドのジャジーでファンキーなサウンドのアプローチは、BBAや「ブロー・バイ・ブロー」につながるものであり、ジェフ・ベックのサウンドのベースが固まっていった時期なのではないかと思います。
「 I Got The Feeling」
「Situation」
「New Ways / Train Train」
「Jody」
Bob Dylan Bringing All Back Home [CD]

ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: ボブ・ディラン
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: CD
『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』は、ボブ・ディランが65年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。ディランが初めてアコースティックではなくエレクトリック・バンドをバックにつけるようになったアルバムで、最初の「フォーク・ロック」アルバムと見なされている。A面はエレクトリック・バンド、B面はアコースティックを主体とした曲で構成され、ディランの以前のアルバムのプロテスト・ミュージックを捨て、よりシュールで複雑な歌詞を歌っている。これは、64年にビートルズに初めて会った事がディランの音楽の方向性に影響を与え、彼は少なくとものその後の3枚のアルバムでロック・サウンドを呼び起こす音楽を録音することになる。シングル・カットされた「Subterranean Homesick Blues」はディラン自身のシングルで初めてチャート入りし、39位を記録、「Mr. Tambourine Man」は、バーズによってシングルとしてリリースされ、ディランの曲として初めてビルボード・チャートで1位を記録した(ピーター、ポール&マリーの「風に吹かれて」は最高2位)。
「Subterranean Homesick Blues」
「She Belongs to Me」
「Mr. Tambourine Man」
「It's All Over Now, Baby Blue」
「Subterranean Homesick Blues」2022 Remake