1975年、バンド”ファット・チャンス”の一員としてRCAと契約しプロ・ミュージシャンとしてのキャリアを19歳でスタートさせたビル・ラバウンティはそのソングライティングの才が認められ、すぐにソロ・アーティストとして活動を始める。このアルバムは、スティーブン・ビショップ、ジェイムス・テイラー、パティ・オースティンなど、多くのゲスト・ヴォーカルが駆け付け、スペシャルなアルバムとなったソロ4作目。演奏陣もディーン・パークス(g)、チャック・レイニー(b)、ジェフ・ポーカロ(ds)などなど、ほぼドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」と言ってもよい磐石の布陣。数々のカヴァーを呼んだAORの名曲「Livin' It Up」を収録。ビル・ラバウンティの最高傑作! 作曲家としてもその才能を遺憾なく発揮し、カントリー・チャートNo.1となったスティーブ・ウォリナー「Lynda(リンダ)」や、デヴィッド・フォスターと共作した映画『プリティ・ウーマン』の挿入歌ピーター・セテラ「No Explanation(何も言わずに)」など、数々のヒットを飛ばしている。90年にTVドラマ「すてきな片思い」(主演 中山美穂・柳葉敏郎)の挿入曲、ソロ2作目のアルバム『This Night Won't Last Forever』から「This Night Won't Last Forever(涙は今夜だけ)」で印象的に起用されている。
「Livin' It Up」AORの名曲、やっぱりデビッド・サンボーンのサックス・ソロは良いです。
「Look Who's Lonely Now」 共作者はスティーヴ・ガイヤー、彼はビルと共にロビー・デュプリーのヒット・チューン、
おまけで「すてきな片思い」(主演 中山美穂・柳葉敏郎)の挿入曲「This Night Won't Last Forever(涙は今夜だけ)」