シャイン+9

  • アーティスト: アヴェレイジ・ホワイト・バンド
  • 出版社/メーカー: AWB/SOLID RECORDS
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: CD


80年にリリースされた「Shine」は アヴェレイジ・ホワイト・バンド8作目のスタジオ・アルバム。デヴィッド・フォスターをプロデューサーに起用し、ジェリー・ヘイ率いるSeawindホーンズが参加していたり、作曲の共作者の顔ぶれがフレッシュであったりと新たな試みもあり、AOR路線のサウンドに変わった作品です。もちろん全曲がオリジナルで、曲作りの中心はバンドのメンバーのヘイミッシュ・スチュアートとアラン・ゴーリーの二人で、共作者の顔ぶれがフレッシュで、前にも紹介したビル・チャンプリンとネッド・ドヒニー、TOTOのメンバーのデヴィッド・ペイチ、最後にデイヴィッド・フォスターが共作者になり、完成度の高いAOR色の濃いアルバムとなっている。黒人顔負けのファンキー&ソウルフルな曲と演奏のアヴェレイジ・ホワイト・バンドを昔から聴いている人には違和感を覚える事でしょうが、アトランティクからアリスタに移籍第一弾アルバムであったことから、デイヴィッド・フォスターを起用し、AORファンにとっては純粋にフォスターとの見事なコラボレート・アルバムと評価が高いアルバムでもある。


「Let's Go Round Again」アラン・ゴーリーの作曲、ダンス・クラシックの定番。

「Whatcha' Gonna Do For Me」ヘイミッシュ・スチュアートとネッド・ドヒニーの共作で、この後にチャカ・カーンによってカヴァーされ全米R&BチャートNo.1となった名曲。

おまけでチャカ・カーンの「Whatcha' Gonna Do For Me」このアルバムは前に紹介しました、映像はレコーディングのメンバーでのライブで、ブレッカー・ブラザースを始め超豪華なメンバーでの演奏です。