ペンデュラム

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: CD


クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、略してCCR。スワンプロック(60年代の終わりから70年代の前半にかけて呼ばれていたジャンル、さまざまな南部の音楽をミックスしたロック)の代表ともいえる存在だった。 ジョン・フォガティ (Vocal&G)とテュ・クック(B)、ダグ・クリフォード(DS) の3人が中学校時代に出会って結成したバンドに兄のトム・フォガティ (G) が加入して出来たバンドで全員カリフォルニア州サンフランシスコ出身だが、アメリカ南部のサザン・ロックの先駆的存在であった、68年にデビューすると当時ヒッピー文化が全盛だったサンフランシスコで人気がでる。楽曲のほとんどを作曲し、サックスからピアノまで自分で演奏するジョン・フォガティの才能に注目が集まりすぎたためにメンバー間の軋轢が生じ71年にバンドのマネージャーも兼任していた兄のトムが脱退その時に書かれた曲が「Have You Ever Seen The Rain?」でCCRの代表曲である、この曲の歌詞が「ベトナム戦争の反戦歌で、「雨」はアメリカ軍によるナパーム弾爆撃の隠喩である」という説が広く信じられているが事実は違うようである。この曲が収められているアルバム「Pendulum」は70年にリリースされCCRの代表作である。4年間余りという短い活動期間だったが、その後の西海岸の音楽に大きな影響を与えたバンドであった。

「Have You Ever Seen The Rain?」CCR結成50周年を記念して、2018年に制作された短編映像作品。

「Chameleon」この曲を聴くとドゥービー・ブラザースが影響を受けていると考えられる。

おまけで、当時のCCRの映像で「Lookin' Out My Back Door」歌詞の内容から当時はドラックでのトリップした歌と言われたがそんなことは無かったようだ、そんな事を言われる時代だった。