Procession

  • アーティスト: Weather Report
  • 出版社/メーカー: Columbia Europe
  • 発売日: 2001/04/24
  • メディア: CD


ウェザー・リポートの12枚目のオリジナル・アルバム、83年にリリースされた「プロセッション」前作でジャコ・パストリアスとピーター・アースキンとロバート・トーマスr.がグループを脱退(3人とも新たな活動を本格的にしたいための脱退)代わってオマー・ハキム(dr)が初めに決定し、ベーシストとパーカッション奏者をオマー・ハキムに選ばせ、ヴィクター・ベイリー(b)とホセ・ロッシー(per)が決定した、3人とものマイケル・ウルバニアクの紹介よるもので、特にオマー・ハキムを強く推奨していたのが大きかった、マイケル・ウルバニアクはポーランドのジャズ・ミュージシャンでヴァイオリン、リリコン、サクソフォーンを演奏する超個性的なミュージシャン、彼の事はどこかで紹介したいと思います。アルバム・タイトル「Procession」とは、直訳すると「行進」「行列」という意味がコンセプトとなり、新生ウェザー・リポートの重要な意味を持つアルバムである。特にゲストとして参加したマンハッタン・トランスファーの「Where The Moon Goe」は世界を行進しながら平和を祈願するストリー性はウェザー・リポートらしい物語性が強く感じられた。この方向性は続く3枚のアルバムにも引き継がれ、ボーカルをフィーチャーした楽曲を収録していくこととなる。やはりジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターの2人がいて ウェザー・リポートが成り立っているのを再確認したアルバムでもある。


「Where The Moon Goe」Live Under The Sky ’83からの映像、マンハッタン・トランスファーの代わりにジョー・ザヴィヌルとオマー・ハキムがボコーダーによるヴォーカルをとり、また2人のソロやり取りがコミカルですが、物凄い演奏をしています。

「Two Lines」シンプルはモチーフの繰り返しによってヴォルテージを上げていくナンバー、ウェザー・リポートらしさが出ている、オマー・ハキムとヴィクター・ベイリーによるビートが炸裂している。

「Molasses Run」オマー・ハキムの作曲、彼はドラム以外にも作曲とヴォーカルも出来るマルチなミュージシャンでポップでファンキーなソロ・アルバムも出している。