シカゴX(カリブの旋風)

  • アーティスト: シカゴ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/08/05
  • メディア: CD


「Chicago X」はシカゴの8枚目のスタジオ・アルバム。カリブー・ランチで録音され、76年にリリースされた。前作からブラス・ロックで鳴らしたシカゴにから、AORやポップス路線へと移行し始める要素が出て来た。シカゴ初期はロバート・ラム 、ジェイムズ・パンコウ 、テリー・キャスによる曲作りの中心にいたが、その後ピーター・セテラが頭角を現し、本作で「If You Leave Me Now」がグループ初の全米ナンバー・ワン・ヒットとなりグループ内の力の均衡が崩れていく。全米ナンバーワンを記録するが、バンドのリーダーであるテリー・キャスやロバート・ラムはこのような音楽性に強く反対したと言う。この後シカゴはテリー・キャスが拳銃暴発事故により死亡などもあり、ブラス・ロック指向の音楽性では売れず低迷期に突入することになる。80年代に入るとデイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎え、社会派ブラス・ロックから時代に合わせたAORへと変化し大成功し復活する、デイヴィッド・フォスターとピーター・セテラの都会的で洗練されたAORセンスは近いものがあった為であった。「If You Leave Me Now」はピーター・セテラの都会的な洗練されたポップ・センスが初めて認められたヒット曲で、76年という時代を考えても、その後のシカゴに与えた影響は少なくない。

「If You Leave Me Now」

「You Are on My Mind」

「Another Rainy Day in New York City 」

「Mama Mama」