Char [CD]
1976年9月25日に記念すべきファースト・アルバム『Char』がリリースされている。Charは同作を制作するにあたり、アメリカ西海岸へ、理想とするミュージシャンを探す旅に出ている。集まったのは既に日本滞在時に共演経験のあるRobert Brill(ロバート・ブリル)(Dr)、西沢常治こと、George Mastich(ジョージ・マスティッチ)(B)、ロスで活動していたJerry Margosian(ジェリー・マーゴシアン)(Kb、Vo) 、佐藤準(Kb)というラインナップ。まずは永遠の名曲「SMOKY」、驚愕のカッティング、16ビートに乗って、ジェフ・ベックを彷彿させる、ギターソロ、ファンキーなロック・ナンバーだ。「SHININ’ YOU,SHININ’ DAY」は、AOR的、さらに「NAVY BLUE」、「視線」、「かげろう」、「空模様のかげんが悪くなる前に」、これらすべてはNSPの天野滋が作詞したもので、Charはデビュー前、NSPのレコーディングやライヴに参加、そんな経緯から彼が詞を書いているが、いい意味でニューミュージック的で、Charは当時このニューミュージック的なジャンルも選択しアルバムに入れないといけない思っていたんだと思う。今は、名盤として賞賛されるが、リリース時はコアな音楽ファンには浸透したものの、ビッグ・セールスを記録したわけではない。事実、発売当日に買いに行ったら、店頭に置いて無いので、店員に聞いたら知らなくて、探してもらったら裏の倉庫にあったので、買って帰ったたの思い出す。
Charの代表曲で永遠の名曲「SMOKY」を聴いてほしい。
まさかCharがでるとは!
私、セカンドアルバム、have a wineのレコード持ってます。
「気絶するほど悩ましい」は万人受けを狙ったCharらしくない楽曲でしたが、ICE CREAMでは彼のギターテクニックを堪能できました。
by SGW (2020-04-20 16:03)
ファーストアルバムは、本人が許せる範囲のニューミュージック的な曲も入れたのにセールスが良くなかったので、人気を集めたる為に、歌謡曲の路線に変更して「気絶するほど悩ましい」を出して人気が出るんだけど、本人もこれしか方法が無かったと後から言っています、その後歌謡界に見切りを付けてロック界に戻るけどね。ICE CREAMは、ファーストアルバムの路線の曲でCharがやりたい事をやってる曲でしたね。
by ameneko (2020-04-20 20:59)
ギターがうまくて、歌も歌えて、顔もよいという売り出しでしたけど、結局、歌と顔はそこそこで、ギターがメチャメチャうまかったということですね。
by SGW (2020-04-20 22:17)
歌謡曲の路線のイメージはそんな感じで売り出したかもしれないけどね、歌は、ジミヘンに凄い影響を受けてるから、あのルーズな黒人のノリが好きなんだと思う、だから共演した外国人のミュージシャンには歌がすごくいいと言われるらしいよ。本人は、もっと単純に歌を含めてトータルにファンクなロックなギターサウンをやることだけを追及して、それがCharの音で、今も変わらずに40年以上続けていると思うけど。
by ameneko (2020-04-21 12:30)