宮本典子 ウィズ 鈴木勲 Push [CD]
ライブ・アンダー・ザ・スカイ 77で 鈴木勲グループ (宮元典子、渡辺香津美、秋山一将、笹路正徳、濱瀬元彦、土肥晃、横山達治)を見て、78年に発売の宮本典子のファースト・アルバム「Push」を買うことに、彼女自身、駆け出しの新人ではなかった。プロとして歌い始めたのは74年、赤坂の伝説的ディスコMUGENで、そこに出演したティナ・ターナーやマザーズ・ファイネストのライヴを観て、その圧倒的パフォーマンスに感化され、グッチ裕三(vo)や故ウガンダ(ds)といった後のビジー・フォーの面々とスリー・チアーズを組んだのである。レパートリーの中心は、グラハム・セントラル・ステーションやルーファス&チャカ・カーンなど、この時の経験が、のちの渡米に役立つ。彼女らは、レコード会社の目に止まって、L.A.でのレコーディングに臨んだ、だが方向性の違いからデビューは見送られバンドも解散へ。そんな時に知り合ったのが鈴木勳だった、鈴木の下で歌ったのはジャズと言うより、その頃に流行りだしたクロスオーヴァー/フュージョンで、プロデュースはもちろん鈴木勳で、スタジオには鈴木勳以外は無名の若手ばかりだった、ピアノ/ソリーナ笹路正徳、ギター秋山一将、ギター唐木裕治、ドラム土肥晃、パーカッション横山達治、ベース樋沢達彦、その後日本を代表するプレイヤーになっている。鈴木勲はアート・ブレイキーにスカウトされ渡米、ジャズ・メッセンジャーズの一員になったり、日本のレジェンドのジャズ・ベース奏者なのに、本当に新人のプレイヤーを発掘し育てるのが上手い。彼女の歌は、ジャズとかソウルというジャンルを超えて自由に歌うことができる、そこが大きな魅力だ。
「MY LIFE~やりかけの人生~」鈴木勲のピッコロ・ベースから始まる、宮本を含め素晴らしい若いミュージシャンの音が聴ける。その後笠井紀美子もこの曲をカヴァーしている。
mimiさん大好きなんですよ!
日本の真のディーヴァだと確信しています。^^
私も何度か記事を書いているんですが(私のブログで”エピローグ”で
検索すると出てきます!)
最近はめっきり情報が少なくなってきているんですが お元気で
歌っておられることを願うばかりです。^^
by ゆうのすけ (2020-09-03 03:46)
ゆうのすけさん
最初にライブを見た印象があるので、その後は見るたびにジャンルが変わっていく彼女にビックリしたのを覚えています、グラハム・セントラル・ステーションと一緒にやっているのが一番ビックリしたかな。
by ameneko (2020-09-03 09:40)