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四人囃子 2002 LIVE [CD]


2002 LIVE(紙ジャケット仕様)

2002 LIVE(紙ジャケット仕様)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2007/04/11
  • メディア: CD


四人囃子は70年代の初めに18歳の若さでピンク・フロイドの大曲"Echoes"を完璧に演奏できるバンドとして、名の知れた存在だったという、70年代に「一触即発」「ゴールデンピクニック」「Prited Jelly」等の日本ロック史の歴史的名盤を残しながら79年に解散、メンバーの岡井大二が「以前は再結成に対してかたくなに拒んでいた所があったけど、40歳近くになって、たまには集まって懐かしい曲を演奏するのもいいんじゃないかなって気持ちが変わって来た」と語っていたとうり90年代に入り毎年のようにライブを披露するようになる。2000年代になると過去のCDが再発され話題を呼び、CDの売り上げも好調で、このアルバム発売となる。
このアルバムは2002年4月、幻のバンドChar、金子マリから成るスモーキー・メディスンとのジョイントコンサート「Rock Legends」からの物で、オールドファンや若いファンの間で話題になったライブです。森園勝敏(g,vo)佐久間正英(b)坂下秀実(key)岡井大二(dr)の黄金期のメンバーの演奏、40年前と変わらない楽器のアンサンブルとアレンジと演奏力は21世紀になっても古さを感じなさせないし、改めて四人囃のサウンドの普遍性を認識してしまう。
76年発売の名盤の「ゴールデンピクニック」から3曲を選んでみました。


「レディ・ヴァイオレッタ」森園がマクスフィールド・パトリッシュの同名のイラストレーション作品や冨田勲の「月の光」にインスパイアされて書いたギター・インストゥルメンタル。

「なすのちゃわんやき」中村真一がジェスロ・タルにインスパイアされた変拍子を多用したインストゥルメンタル。

「カーニバルがやってくるぞ(パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)」四人囃がプログレッシブロックというイメージの代表曲。

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コメント 2

ゆうのすけ

四人囃子は いつだったかCBS/SONYから発売されていた廉価版の寄せ集めCDのサンプル盤をいただいて初めて聴くまで全く知らないバンドでした。
その時聴いたのが「レディ・ヴァイオレッタ」でえらく感動したのを覚えています。ニューウェイヴっぽいインストで何回か聴き返してその廉価版を買おうと思ったらもう廃盤になっちゃってたんですね・・・。他のアーティストの廉価版シリーズよりもプレス枚数が少なかったのかな?!
そういえば金子マリさんのライヴ盤も聴きましたっけ。Charさんは良く聴くけれどあの当時 1976年頃ってニューミュージック第二期の幕開けで 未だに私の中では紐解いてない聴いたことないアーティストが沢山いるんですよ。奥深いいろんなタイプの流れが渦巻く時代。ちょこっとづつでもつまみ食い聴きしてみようかなと!^^♫~
by ゆうのすけ (2020-12-15 12:13) 

ameneko

ゆうのすけさん
「ゴールデンピクニック」は佐久間正英が新加入、しかしアルバム発売後にフロントマンだった森園がもうこのバンドでやることは全部やったと脱退してしまい、バンド存続の危機になるがアルバムの出来は最高でした、この頃の一般の人は国内のバンドのプログレッシブロックを聴いている人を探すのが難しい時代で、そんな時代にギター・インストの「レディ・ヴァイオレッタ」は生まれ、もちろんジェフ・ベックの「悲しみの恋人たち」の影響もあったと思うけど、ほぼ同時期に生まれた名曲です、アルバムのバージョン(フルートのソロが入っています)とシングル・バージョンがあるので聴き比べると面白いです、シングルの方のギター・ソロ好きで当時シングルを探して買いました。
by ameneko (2020-12-15 23:09) 

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