チューリップ 魔法の黄色い靴 [CD]
チューリップの記念すべきファースト・アルバム「魔法の黄色い靴」72年にリリースされた。71年12月に財津和夫がデモテープを持ち上京、すぐにデビューが決まり72年の1月からレコーディングがスタートした、チューリップはビートルズに影響を受け、イギリスのアフター・ビートルズのバッドフィンガーやパイロットなどのサウンドにも近い、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルを担当していることも特徴で、このファースト・アルバムでは不思議なメロディでおとぎ話のようなフィクションを歌い、エレクトリックなバンドなのにコーラスが美しく、当時の日本ではロックでもフォークでもないサウンドとなり、今でこそポップスに入るのだが当時としてはその異端ぶりは群を抜いていた。結果的に地元・福岡以外では売れず、全国的なヒットには結びつかなかった。発売当時の売り上げは2,000枚に過ぎないが、記念すべきデビュー曲の「魔法の黄色い靴」は、ライブでは長年にわたりエンディングを飾る曲として定着している。B面の「ハーモニー」もライブで多く演奏され、代表曲の一つとなっている。 当時「魔法の黄色い靴」を聴いた小田和正はバンド形態のチューリップをうらやましく思い、早くオフコースをバンドの形態にしたいと思い、やがて念願のバンドの形態にする。
「魔法の黄色い靴」
「ハーモニー」
「心の旅」を初めて聴いたときビートルズの「ハロー
グッドバイ」を思わず連想してしまいました。
「パイロット」・・超久しぶりに思い出しましたが
なるほど、そのサウンドは似通っていますね。
by NO14Ruggerman (2021-12-17 09:14)
NO14Ruggermanさん
チューリップの最大の魅力はメンバーの4人がハモれる最初のロック・バンドでした。さらに2枚看板のヴォーカルあることが強みで、最初のヒット曲の「心の旅」はリーダーの財津和夫ではなくメインボーカルは姫野達也が歌っていましたよね、これは全部ビートルズと重なっています。特に2枚看板のバンドは昔から人気がありました。
「パイロット」も前に紹介しました、ヒット曲の「マジック」大好きでした。
数年前に記事を見たのですが「心の旅」は、自分達で作った曲を自分達が演奏して日本一になった初めてのバンドがチューリップだったそうです。
by ameneko (2021-12-17 21:31)