Angela Bofill Angie [CD]
アンジェラ・ボフィルが78年にリリースしたファースト・アルバム「Angie」はデイブ・グルージンとラリー・ローゼンの2人が立ち上げた独立レーベルGRPの記念すべき第1号のアルバムでもある。
アンジェラはニュー・ヨーク生まれ、マンハッタン音楽学校とハートフォード音楽院でジャズを学び、リカルド・モレーロ楽団でラテンを歌い、その後ジャズの巨匠ディジー・ガレスピーやキャノンボール・アダレイに認められ共演、ダンス・シアター・オブ・ハーレム・コーラスのソロ歌手と作詞・作曲・指揮を務めてきた。そんな経歴の彼女のファースト・アルバム「Angie」はオリジナルの8曲うち半数の4曲が彼女の作品であるのが見逃せない、パティ・オースティンであったり、 アレサ・フランクリンであったり、素晴らしいヴォーカリストの中にはソングライターとしても優れた才能を発揮する人は少なくないがアンジェラもそんな存在である、彼女の歌声も新人でありながらどんなジャンルでも対応できるクリアな声と、のびやかな表情を感じられる魅力的なアルバムである。
「Under The Moon And Over The Sky」アンジェラ・ボフィルの作曲、デイブ・グルージンのアレンジ。
「Baby I Need Your Love」アンジェラ・ボフィルの作曲。
「This Time I'll Be Sweeter」シングル曲でR&B部門で20位を記録、できたててのレーベルで新人アーティストを考えるとこの上ない数字である。
「Children of the World United」アンジェラ・ボフィルの作曲。
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