SSブログ

Scott Kinsey Near Life Experience [CD]


Near Life Experience

Near Life Experience

  • アーティスト: Scott Kinsey
  • 出版社/メーカー: AGATE
  • 発売日: 2016/07/14
  • メディア: CD


トライバル・テックのオリジナル・メンバーとして、ジャズ・フュージョン界で根強いファンを獲得しているキーボード奏者、スコット・キンゼイ。彼はウエザー・リポートのジョー・ザビヌルの愛弟子であり、晩年のザビヌルの音源のプログラミングも担当し、前作のスコット・キンゼイの初リーダー・アルバムはジョー・ザビヌルがプロデュースをしている。セカンド・アルバムの本作「Near Life Experience」はザビヌルを追いかけ追究したサウンドがいたるところで聴くことが出来る、信頼できるマイケル・ランドゥ、マシュー・ギャリソン、シーマス・ブレイク、スティーヴ・タヴァローニなどトッププレイヤーが参加し、彼らの能力を100パーセント引き出すことに成功したキンゼイのプロデュース力も凄いが、民族音楽とジャズの融合をこれほどまでに高度な演奏聴かせてくれる数少ないミュージシャンである。


「Lies」モロッコの民族音楽グワナをベースにした曲で、アフリカンも採り入れている。一番の聴きどころはアドリアン・フェローによるグワナのグルーブが聴けるエレクトリック・ベースだ。

「Inner City Blues」ジェイソン・ジョセフのヴォーカルをフィーチャーした、マービン・ゲイの名曲を新しい角度からアプローチしている。

「Kingpin」マイケル・ランドゥとスコット・ヘンダーソンのギターをフィーチャーした曲。歪んだギター・サウンドがカッコイイ。

「Siya」レイサ・ハザウェイのヴォーカルが見事にスコット・キンゼイのコンセプトにマッチしている。

nice!(17)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 17

コメント 2

NO14Ruggerman

初めて耳にするアーチストですがウェザーリポートの生き写しのようなサウンドにビックリ。
それにしてもamenekoさんの守備範囲の広さに舌を巻いています。
by NO14Ruggerman (2021-08-13 21:57) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
スコット・キンゼイ、ウエザー・リポートが好きな人は面白く聴けると思います。
ギターも弾いていたですが、16歳からエレクトリック・ベースを弾き始めてからベース目線でどんなジャンルも偏見なく聴いてたのがあると思います。得意じゃないジャンルもあります、それに好きじゃない分野の音楽の事は書けないですから。
by ameneko (2021-08-14 15:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Buddy Rich Memorial ..大滝詠一 Best Always ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。