Return of the Brecker Brothers [CD]
Return of the Brecker Brothers (Dig)
- アーティスト: Brecker Brothers
- 出版社/メーカー: Verve
- 発売日: 2008/07/29
- メディア: CD
92年に復活したブレッカー・ブラザーズのアルバム「Return of the Brecker Brothers」、81年の「ストラップ・ハンギン」のアルバムから12年ぶり、コンサート活動としては、彼等2人が経営したニューヨーク・マンハッタンのライブ・ハウス「セブンス・アベニュー・サウス」85年のクロージング・ギグから7年ぶりのことになる。
ランディとマイケルが一緒でなければ、このサウンドは出来ないと改めて実感させられたアルバムで休止していた10年間以上の間2人が体験したもの、昔ながらのファンを大切にしたもの、新しい方向性を目指したもの、などが絡み合い、確実に未来を見つめた意思が感じられる進化したブレッカー・ブラザーズを聴くことが出来るアルバムとなっています。スペシャル・ゲストで元ブレッカー・ブラザーズのメンバーだったデヴィッド・サンボーンとウィル・リーが参加しているのも嬉しかったです。
今回はアルバム発表後に、およそ一ヶ月間のヨーロッパ・ツアーしたのですが、その中のスペインのバルセロナの「The Palau De La Catalana」でのライブからの映像です、残念ながら当時輸入VHSでの発売しかしなかったので、ブレッカー・ブラザーズのファンでも知らなかった人がいたと思います。「Return of the Brecker Brothers」のアルバムからの主要なメンバー、マイク・スターン(g)ジェームス・ジナス(b)ジョージ・ウィッティ(key)デニス・チェンバース(dr)の強力なメンバーからなる凄いライブです。デニス・チェンバース(dr)はこの後にスティーリー・ダンの再結成のツアー・メンバーにも選ばれています。
「Above and Below」兄ランディの作曲、疾走感抜群のナンバーでライブのオープニング・ナンバー。
「Song For Barry」91年に死去したトロンボーン奏者のバリー・ロジャースに捧げたナンバー。マイケルのAkai EWIのウインド・シンセサイザーの演奏も凄い。
「Spherical 」弟マイケルの作曲。
「Some Skunk Funk」ブレッカー・ブラザーズの代表曲、前にも紹介したアルバム「ヘビィー・メタル・ビ・バップ」の演奏にも負けないほどの名演奏です。
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