Patti Austin Havana Candy [CD]
パティ・オースティンは4歳にしてアポロ・シアターにてデビュー、ダイナ・ワシントンの前で「ティーチ・ミー・トゥナイト」を歌い「私はパティ・オースティン、歌手よ」と言ってのけた逸話は有名な話。またクインシー・ジョーンズとダイナ・ワシントンが洗礼時に代父母を務めた。 60年代後期にプロのセッション・ミュージシャンになり長い間の下積みを経て76年にCTIからデビュー、このアルバム「Havana Candy」は77年にCTIから出した第二作目でシンガーソングライターとしての実力を見せつけたアルバム。カリプソ・タッチの「Havana Candy」ロック調の「Golden Oldies」などデビュー・アルバムより幅広いジャンルの作曲にも挑戦し、バラエティー豊かなアルバムになっている。プロデュースはデイブ・グルージンとラリー・ローゼン、特にデイブ・グルージンは全曲をアレンジし、キーボードとしても参加、彼のサウンドの色が濃いアルバムでもある、派手ではなく大ヒットもしなかったが、胸ににジンとくる、パティ・オースティンの名盤である。彼女の作曲した4曲を選んでみました。
「Havana Candy」
「I Just Want To Know」
「Golden Oldies」
「We're In Love」
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