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Richie Cole Hollywood Madness [CD]


Hollywood Madness

Hollywood Madness

  • アーティスト: Cole, Richie
  • 出版社/メーカー: Muse Records
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD


アルト奏者、リッチー・コールの通算6枚目となる80年リリース作「ハリウッド・マッドネス」。前回紹介した渡辺貞夫「I'm Old Fashioned」と同時期に同じアルト吹きとして一躍脚光を浴びた始めた「アルトマッドネス」リッチー・コール、チャーリー・パーカーやフィル・ウッズに通じるビ・バップ・プレイと、ユーモアあふれるライブ・パフォーマンスなどで人気を集めていく、彼の卓越したテクニックによる疾走感のある圧倒的なプレイはジャズファンなら誰しも納得の演奏を聴かせてくれる。ジャズシンガー、エディ・ジェファーソンのプロデュースによる「アルトマッドネス」シリーズのアルバムが続いていたが、このレコーディングから約半月後にエディ・ジェファーソンは射殺されてしまったのだが,その時のリッチー・コールのショックは想像を絶する。その為「アルトマッドネス」シリーズの最終章となり、マンハッタン・トランスファーのティム・ハウザーをプロデューサーに迎える、そしてトム・ウェイツまでもゲストに迎えている、もちろんエディ・ジェファーソンもヴォーカリストとして参加し、ゲストにミュージシャンにマンハッタン・トランスファーが参加している。エディ・ジェファーソンのヴォーカルとマンハッタン・トランスファーのコーラスが聴ける「Waitin' For Waits」はこのアルバムの聴きどころ、ご機嫌なナンバーが並ぶが、ジャズにシリアスさを求めるリスナーには全く受け入れがたいものとも言えるが、この楽しさは個人的には結構好きでした、来日時はタモリと舞台上やテレビで競演し、楽しいステージを見せてくれた。

「Hooray For Hollywood」

「I Love Lucy」

「Tokio Rose Sings The Hollywood Blues」

「Waitin' For Waits」

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