大橋純子&美乃家セントラル・ステイション 沙浪夢SHALOM [CD]
大橋純子としては5枚目、大橋純子&美乃家セントラル・ステイションとしては3枚目のアルバム「沙浪夢SHALOM」は78年にリリースされた。美乃家セントラル・ステイションのメンバーは全員が二種類以上の楽器をマスターしており、作曲、作詞、編曲等もすべてメンバー自身(大橋も含め)の手で全てをサウンド・クリエートする当時としては珍しい形をとっていたグループで、73年から74年にかけて「はっぴいえんど」の一派とは別に新しい音楽理念の元に集まった音楽集団だった「オレンジ」のメンバーの佐藤健、林哲司、増尾元章(兄は世界的ジャズ・ギタリスト増尾好秋)見砂和照、土屋昌巳がそのまま美乃家セントラル・ステイションの中心メンバーとなり作曲、編曲としても大橋純子の音楽クリエイティブ・スタッフとして参加することになります。メンバー・チェンジがありましたが、バンドが発足して1年半、結成当時から高度なテクニックと優れた音楽センスからなる個性豊かな音楽性に日本のポップス界きってのヴォーカリストの大橋純子が組んで作り出すサウンドはさらに進化し、日本のミュージシャン達にも高い評価を得るアルバムとなりますが、大橋純子が本格的に人気が出るのはもう少し後になります。個人的に大好きな曲「 センチメンタル・レディー」「フラワー・ブロッサム・ストリート」の2曲がBONUS TRACKとして入っていたのは嬉しかったです。
「季節風便り」作詞:竜真知子 作曲・編曲:佐藤健
「Soul Train まっしぐら」作詞・作曲・編曲:土屋昌巳
「Just Fallin' In Love」作詞:竜真知子 作曲・編曲:小田健二郎
「Spanish Wind」作詞・作曲・編曲:土屋昌巳
「 センチメンタル・レディー」作詞:松本隆 作曲・編曲:佐藤健 シングル曲でBONUS TRACKとして入っています。
「フラワー・ブロッサム・ストリート」作詞:松本隆 作曲・編曲:佐藤健 アルバム未収録曲でBONUS TRACKとして入っています。
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