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Steve Khan Blue Man [CD]


ザ・ブルー・マン(期間生産限定盤)

ザ・ブルー・マン(期間生産限定盤)

  • アーティスト: スティーヴ・カーン
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: CD


ギタリストのスティーヴ・カーンの父親は、 シナトラの作品の作詞を手がけた 大物の作詞家サミー カーン、そんなスティーヴ・カーンのセカンド・アルバム「Blue Man」は、78年にリリースされた、当時のニューヨークで最もイキのいいミュージシャンが集まって作り出すサウンドは70年代後半のニューヨークのミュージック・シーンの熱気を感じられるアルバムで、フュージョン・ギタリストとしてのスティーヴ・カーンの魅力が見事に発揮されている。特にベースのウィル・リー、ドラムのスティーブ・ガット、パーカッションのラルフ・マクドナルドの鉄壁のリズム・セクションの凄いこと、名手のキーボードのドン・グロニック、ホーン・セクションもブレッカー・ブラザースとデビッド・サンボーンという超強力なものだし、ボブ・ジェームスやマイク・マイニエリやリック・マロッタも参加し、素晴らしいメンバーたちによる、素晴らしいプレイが聴ける。スティーヴ・カーンの個性的なプレイは他には無い物で度肝を抜かれてしまうし、プロデュースもスティーヴ・カーン自身が手掛けている。この後にリリースしたアルバム「Eyewitness」以降は、全く新しいギター・サウンドを展開して絶賛を集め、空間を大胆に導入したインプロビゼーションはみごとな物だった。ジャケットに ジャン ミッシェル フォロンをずっと起用、幼少の頃から好きな画家で、アルバムが出るたびにジャケットを見るのが楽しみでした。

「Daily Bulls」鉄壁のリズム・セクションがドライブするナンバーで、スティーヴ・カーンの個性的なリフとソロがカッコイイ、ドン・グロニックのオルガンのソロも素晴らしい。

「The Blue Man」フォロンのアルバム・ジャケットの世界を彷彿させる幻想的なナンバー。

「Some Down Time」ファンキーなビートに乗ってブレッカー・ブラザースとデビッド・サンボーンのホーン・セクションが飛び出してくる、スティーヴ・カーンのソロもキレまくっている。

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