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Melissa Manchester Singin' [CD]


雨と唄えば(紙ジャケット仕様)

雨と唄えば(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: メリサ・マンチェスター
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2011/06/01
  • メディア: CD


メリサ・マンチェスターはニューヨークのブロンクス生まれ。父親が名門オーケストラのファゴット奏者。幼少時にはゴスペルやクラシック、サルサなどを聴いて育ち15歳でコマーシャル・ソングの吹き込みなどプロの歌手として活動を始め、その後ニューヨーク大学の芸術学部に入学。大学ではポール・サイモンに師事し、作曲を学ぶ。グリニッチ・ヴィレッジなどのクラブで歌い始め、ベッド・ミドラーに見初められ、彼女のバック・シンガーになり、間もなくアリスタ・レコードとの契約・デビューとなる。クライブ・デイヴィスとリチャード・ベリーの売り出しで人気に火が付き、70年代から80年代にかけて、幅広い音楽性でポップシンガーとしての地位を築き、女優としても活動している。
この「Singin'」は77年にリリースされた通算6枚目のスタジオ・アルバムで、リチャード・ベリー配下のヴィニ・ポンシアが3作連続でプロデュースした3作目、それまでのアルバムは彼女の作曲が中心で、ソングライターとしての彼女にフォーカスした内容だったが、彼女の作曲は「No One's Ever Seen This Side Of Me」のみで、幅広い方面から曲がセレクトされたカヴァー曲をスティーブ・ガット、ウィル・リー、トニー・レビン、ドン・グロルニック、デヴィッド・スピノザなどのニューヨークの素晴らしいミュージシャン達が演奏し、彼女をバックアップ。シンガーとして勝負に出た彼女に光を当てた内容になっている。

「I Wanna Be Where You Are」リオン・ウェア作曲、マイケル・ジャクソン が72年に、マーヴィン・ゲイが76年に歌っているナンバー。

「A Love Of Your Own」ネッド・ドヒニー作曲、ネッド・ドヒニーとアヴェレイジ・ホワイト・バンドが76年に歌っている。

「The Warmth Of The Sun」ビーチ・ボーイズのナンバー。

「Sad Eyes」ニューヨークのギタリストで個人的に大好きなデヴィッド・スピノザが書き下ろした曲。

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NO14Ruggerman

またまた懐かしいアーチストのご紹介ありがとうございます。
リンクの曲はいずれも存じ上げませんがメリサ・マンチェスター
と言えば全米トップ40スマッシュヒット「ミッドナイト・
ブルー」を想い出します。
思い起こせば70年代中盤でも多くの女性ソロボーカリストが
活躍されました。
ヘレン・レデイ、リタ・クーリッジ、カーリー・サイモン、
キャロル・キング、ダイアナ・ロス(は60年代からか)、
ロバータ・フラッグ などなど キリが無いのでこれくらいに。
by NO14Ruggerman (2022-03-23 01:37) 

ameneko

NO14Ruggermanさん
実は「Midnight Blue」が入ったアルバム「Melissa」にするか 「Singin'」にするか悩んだんです。「Singin'」を選択したのは、当時ウィル・リーやスティーブ・ガットやデヴィッド・スピノザなどのニューヨークのミュージシャン達の演奏にハマっていて、特にこのアルバムの「I Wanna Be Where You Are」のウィル・リーがプレイするイントロのベースのカッコよさに耳コピーした思い出もあり「Singin'」を選んでしまいました。
そうそうCarly Simon の大ヒット曲「You're So Vain」のイントロのベースも印象的でした。
明日もニューヨークのミュージシャン達が活躍するアルバムを選んでいます。


by ameneko (2022-03-23 21:31) 

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