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The Kingtones&Marie Resurrect 銀河からの帰還 [CD]


Resurrect

Resurrect

  • アーティスト: ザ・キングトーンズ&マリエ
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィッド
  • 発売日: 2003/03/31
  • メディア: CD


不朽の名曲の68年のデビュー曲「グッド・ナイト・ベイビー」で有名なベテラン・ドゥー・ワップ・グループのザ・キングトーンズ、アルバム「Resurrect 銀河からの帰還」はザ・キングトーンズ&マリエの名義で78年にリリースされた。梅垣達志のプロデュースによる本作はシティ・ポップに挑戦したアルバムで、特に山下達郎との繋がりあるものだった、シュガー・ベイブの代表曲「ダウン・タウン」はもともとザ・キングトーンズへの提供曲として書かれたものでした。山下達郎が提供した3曲を選んでみました、「Let’s Dance Baby」と「Touch Me Lightly」は山下達郎がセルフ・カヴァーをしています、特に「Touch Me Lightly」の内田正人のファルセットは絶品でとろけてしまいそうになります。何かとシティ・ポップの人脈を繋がりがあるグループで、80年代初頭には大瀧詠一のプロデュースで「ラストダンスはヘイ・ジュード」を発表、さらに90年代にも、高野寛が名曲の「夢の中で会えるでしょう」を提供しています。

「My Blue Train」作詞:吉岡治 作曲:山下達郎 編曲:梅垣達志

「Let’s Dance Baby」作詞:吉岡治 作曲:山下達郎 編曲:梅垣達志

「Touch Me Lightly」作詞:Chris Mosdell 作曲:山下達郎 編曲:梅垣達志

おまけで「ラストダンスはヘイ・ジュード」大瀧詠一プロデュース作品。ドリフターズの「ラスト・ダンスは私に」と、コード進行が同じであるザ・ビートルズの「ヘイ・ジュード」の2曲によるマッシュアップ作品。

おまけで「夢の中で会えるでしょう」高野寛の提供作品であり、結成35周年記念アルバム『ソウル・メイツ』からのシングルカット。

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コメント 4

PopLife

ブレークできなかった理由としてまず考えられるのが
vocalの声質並びにその歌いまわしがあったように思われます。残念、
有難うございました。
by PopLife (2022-04-23 17:36) 

ameneko

PopLifeさん
60年代から活躍し、日本のドゥー・ワップの第一人者の内田正人さんの声質は素晴らしいですよ、山下達郎さんや大瀧詠一が一緒にやりたいと思うぐらいですから。内田正人さんの個性である歌いまわしを編曲の梅垣達志さんは上手く活かしていなかった感はありましたが、一番はプロモーションの問題ですね。デビュー曲「グッド・ナイト・ベイビー」で大大ブレイクしていますから、売れる売れないよりも良い曲を歌いたい気持ちが一番のグループだったらしいです。
by ameneko (2022-04-23 23:13) 

lequiche

ザ・キングトーンズは素晴らしいですね。
でも、グッド・ナイト・ベイビーは68年だったのですか。
私が聴いたのはたぶん再ブレイクになってからですが、
「売れる売れないよりも良い曲を歌いたい気持ち」
というのはまさにその通りです。
内田正人さん、最高です。
by lequiche (2022-04-25 01:14) 

ameneko

lequicheさん
「グッド・ナイト・ベイビー」はその頃まだ小学生の子供だった私たちも、あの声に驚き、みんなで一緒に歌っていました、子供でもわかる物凄いブレイクだった記憶があります。後で聞いた話ですが、1960年に結成していて、ずっとプロの誘いがあったそうですが、その頃の芸能界では自分達が歌いたいことが出来ないとずっと断っていたそうで、8年後に「グッド・ナイト・ベイビー」ならとデビューを決めたそうです。
内田正人さんの歌いまわしと、坂本九さんの歌いまわしが良く似ているとずっと思っていて、ロカビリーと日本的なコブシのようなものが融合した坂本九さんの影響を受けたのかなあと思ってます。
by ameneko (2022-04-25 16:24) 

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