Al Di Meola Elegant Gypsy [CD]
リターン・トゥ・フォーエヴァーがメンバーを一新し、それまでサックスとリズム・セクションという編成だったのに対し、74年に19歳の若さだった、アル・ディ・メオラのギターが加わり、そのギターとリズムセクションという新しいサウンドは注目の的になる、チック・コリアとアル・ディ・メオラは元々スパニッシュ指向を持っていた為にその組み合わせは絶妙なものがあった。「エレガント・ジプシー」はアル・ディ・メオラが77年に発表したセカンド・ソロ・アルバムで、リターン・トゥ・フォーエヴァーを離れ、本格的に独り立ちを果たした作品といえる。「エレガント・ジプシー」はタイトルからも分かるようにスペイン音楽に大きな影響を受けて制作され、その過程でフラメンコ・ギタリストのパコ・デ・ルシアと出会ったことが、このアルバムの方向性に大きく作用している。アル・ディ・メオラが少年時代から影響されてきたロック・ギターに加え、スパニッシュ・ムードを随所にちりばめた独自の音楽性は高い評価を呼んだ、その中でも当時速弾きにかけては右に出る者なしといわれ、「Race With The Devil On a Spanish Highway」では脅威のユニゾン満載の曲が聴ける。一方でアコースティック・ギターにものめりこんでいく、アル・ディ・メオラとパコ・デ・ルシアは電話で意気投合し、何の計画もないままセッションを行い、作られたのが名曲「Mediterranean Sundance(地中海の舞踏)」である。これをきっかけにジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシアによる3ギター・ユニットが誕生する事になるのだが、本作のセッションから4年の歳月をみなければならなかった。
「Race With The Devil On a Spanish Highway」
「Mediterranean Sundance」
「Lady of Rome, Sister of Brazil」
「Midnight Tango」
この当時は彼が一番の速弾きだと言われていた記憶がございます。
そこで早速このアルバムを買った覚えもあります。が、はてさて今は
どこへやら。というかこの速さならまだ真似事は出来ましたので
少しがっかりしたのです。とは言えその音楽的な基礎知識のなさから
完コピするには至らなかったのも事実です。要するに甘ちゃんでしか
無かったのです。それではまた。
by PopLife (2022-08-29 11:13)
PopLifeさん
アル・ディ・メオラの「エレガント・ジプシー」がギタリストに与えた影響は計り知れないです、この衝撃的なアルバムが登場をしてから、特にロック・ギタリストに与えた影響は計り知れないです、この後からいわゆるばりばり速く弾く人が出てきました。影響をうけてた有名どころではイングヴェイ・マルムスティーンやエディ・ヴァン・ヘイレンやジョン・ペトルーシなどです。その後のメタル・バンドへの影響も計り知れないです。アコースティック・ギターでのミュートしながらの速弾きは今でも驚異的です。
by ameneko (2022-08-29 21:14)