Bee Gees Main Course [CD]
「Main Course」は、75年にリリースされたビージーズの13枚目のアルバム。美しい歌声とハーモニーによる3兄弟のグループとして大成功していたが、70年代に入りジリジリと低迷、それを鮮やかに逆転したのが本作で、その立役者がプロデューサーのアリフ・マーディン、アトランティックで多くのソウル・シンガーを手掛け、アヴェレイジ・ホワイト・バンドやホール&オーツを育てた彼にとってビージーズをディスコ・ミュージックに変化させることは容易い事だったかもしれない。さらにエリック・クラプトンの提案で、ビージーズはマイアミのクライテリア・スタジオに移り録音、当時エリック・クラプトンは「461 Ocean Boulevard」というアルバムを作ったばかりで、彼も本格的にカムバックをしたばかりだった事もありその提案を受け入れる。環境を変えマイアミの開放感もあり、ギブ兄弟が作曲スタイルを変えて制作され、「Jive Talkin' 」は全米ナンバー・ワン「Nights On Broadway」は全米7位となり、見事に最前線に返り咲き、ここからビージーズの第二幕が始まる事になる。前回のカール・グレイヴスがカヴァーした「Be Tender With My Love」そのビージーズの原曲「Fanny (Be Tender With My Love)」もミディアム・ソウルの名曲で広く愛されています。
「Nights On Broadway」
「Jive Talkin' 」
「Fanny (Be Tender With My Love)」
「Baby As You Turn Away」
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