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George Benson In Your Eyes [CD]


ユア・アイズ<FUSION 1000>

ユア・アイズ<FUSION 1000>

  • アーティスト: ジョージ・ベンソン
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: CD


「イン・ユア・アイズ」は、ジョージ・ベンソンの83年のアルバムで、プロデューサーのアリフ・マルディンがプロデュースした唯一のアルバムです。前作はクインシー・ジョーンズによってさらにヴォーカリストとしてフューチャーしたあのアルバム「ギブ・ミー・ザ・ナイト」グラミー賞で三冠を獲得した。ヴォーカリストとして本腰を入れ始めたジョージ・ベンソンは、81年にアレサ・フランクリンのアルバム「ラブ・オール・ザ・ハート・アウェイ」でデュエットをし(ずいぶん前に紹介していますが名曲です)、そのアルバムをプロデュースを手掛けていたのがのがアリフ・マルディンで、数々のソウル・R&Bのアーティストを手掛けて来たアリフ・マルディンらしいアプローチとなっている。クインシー・ジョーンズに続きアリフ・マルディンという、続き当時超売れっ子の両巨匠と立て続きに組んだジョージ・ベンソン。同時期にこの二人と組んだのはチャカ・カーンだけで、その勢いを感じることができる。その縁もあるのか「Love Will Come Again」ではチャカ・カーンのコーラスが聴くことができる。アリフ・マルディンの人脈を駆使しバックのミュージシャンも豪華だった、デヴィッド・ペイチ、スティーブポーカロ、ジェフ・ポーカロのTOTO組をはじめスティーヴ・フェローン、ハミッシュ・スチュアート のアヴェレージ・ホワイト組、マーカス・ミラー 、スティーヴ・ガッド、リチャード・ティー、ウィル・リー 、ネイザン・イースト、マイケル・ブレッカー 、ランディ・ブレッカー、デビッド・サンボーン、などや、ホーン・アレンジにはジェリー・ヘイの名前もある、ロサンジェルスやニューヨークの腕利きがこぞって参加している。一曲目のユージン・マクダニエルズ作曲の名曲「Feel Like Making Love」をダンサブルにアレンジしたのには良い意味で驚いた。ファースト・シングルの「Inside Love (So Personal)」は当時ニューヨーク・サウンドの立役者として成長著しいカシーフの力を借りている。ジャズ・ギタリストとしても、本作では2曲のギター・インストも収録、その一曲「Being with You」はウエザー・リポートの実力派ドラマー、オマー・ハキムの書き下ろしとなっていて、グラミー賞のポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンスを受賞している。オマー・ハキムはジョージ・ベンソンのバンドに入りたかったが、ジョージ・ベンソンに断られ続けたという過去があったが、グラミー賞の受賞によりジョージ・ベンソンのギタリストとして光を与えた、チョットいい話である。

「Feel Like Making Love」

「Inside Love (So Personal)」

「Love Will Come Again」

「Being with You」

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コメント 2

marimo

「Feel Like Making Love」は当時行っていたディスコ(時代を感じる)で
よく流れていたと思います。
題名も知らなかったですが、この方の曲は好きです(;^_^A
by marimo (2022-12-15 08:35) 

ameneko

marimoさん
70年代のバラードの大名曲「Feel Like Making Love」は74年にロバータ・フラック(原曲)、75年にマリーナ・ショウが歌ってヒットしています。今も様々なミュージシャンがカバーし続ける名曲で、今井美樹もカヴァーしています。ジョージ・ベンソンがダンサブルにアレンジして歌ったのにはビックリでした。明日はロバータ・フラックの「Feel Like Making Love」を選んでみました。
by ameneko (2022-12-15 23:49) 

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