佐藤奈々子 Pillow Talk [CD]
ウィスパーヴォイスを持つ佐藤奈々子のサードアルバム「Pillow Talk」は78年にリリースされた。小坂忠がプロデュースを務め、鈴木慶一や佐藤博が参加するなどティンパンアレーとムーンライダーズといったシティポップの源流とも言える面々が集まった。南佳孝、鈴木慶一、佐藤博ら多彩な作家陣とのコラボレーションで新境地を示したアルバムで、ニューミュージック的都会派サウンドとオールドタイムミュージックのを同居させる彼女ならではの世界を展開している。南佳孝の「 おいらギャングだぞ」ムーンライダーズの「 悲しきセクレタリー」マリリン・モンローの「愛してちょうだい」などのカヴァーはじめ「恋の流星」「最後の手品」など捨て曲なし。効果音を巧みに使ったシネマ風な作りもユニークで、トータル性を持った秀逸なアルバム。
「おいらギャングだぞ」
「悲しきセクレタリー」
「愛してちょうだい」
「恋の流星」
「 ブラック・ペッパー・ジェラシー」
「最後の手品」
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