Orleans [CD]
オーリアンズは、72年にウッドストック、ニューヨーク界隈の様々なバンドを通じて交流を重ねた、ギタリストで作曲家のジョン・ホール、ラリー・ホッペン&ラリー・ランス、ドラマーのウェルズ・ケリー、を中心に結成される。73年、ABCレコードのダンヒル・レーベルからセルフタイトルのデビュー・アルバム「Orleans」をリリースした。南部のアラバマ州のマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオにてレコーディング、現地のリズム・セクションのバリー・ベケット&ロジャー・ホーキンスがプロデュースした。名前の由来でもある南部のR&Bをルーツしたサウンドは、ザ・バンドよりより爽快な初期のドゥービー・ブラザースみたいなノリと、まだ東海岸に本拠地を置いていた為かファンキーな路線が融合し、さらにナチュラルなハーモニーも加わった作品となった。ジャニス・ジョプリンとチャカ・カーンがカヴァーした「Half Moon」はジョン・ホールの楽曲のクオリティーの高さを感じられる、のちに名曲「Dance With Me」を作曲するジョン・ホールの作曲力の片鱗を聴く事が出来る。
「Half Moon (Seven Song)」
「Tongue-Tied」
「Mountain」
「It All Comes Back Again」
おまけでチャカ・カーン&ルーファスの「Half Moon」
おまけでジャニス・ジョプリンの「Half Moon」
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